池袋西武に入ったら長い列ができていたので並んでみたらかき氷でした。日光天然のかき氷「四代目徳次郎」というお店で、小学生の子供が「テレビでやってた」と教えてくれるくらいなので有名なのでしょう。
一番安いかき氷が840円。私にとってはかなり挑戦的に思える価格設定です。でも、食べてみなければわかりませんから、食してきました、とちおとめいちご。
売り場の周りには少しだけイスがありましたが、この人気に空きがありません。仕方がないので、放課後の高校生のように、デパ地下の階段に座って食べました。
見た目、荒々しく見えるので固い氷なのかと思いきやその反対。かなり繊細な氷です。大きいままに頬張っても、口の中ですーっと溶けていきます。そう、まるで綿菓子のように。綿菓子が冷たくなったと言った方が正しいかもしれません。
とちおとめいちごと言うくらいで、シロップも明治屋のイチゴとは違いました。果肉が入ってます。これがまた新しい体験。口には氷をいれたはずなのに、氷はすーっと消えてイチゴだけが舌の上に残ります。
この不思議な食感のかき氷はどうやって削っているのでしょう。とても気になります。しかし、残念ながらレジ横の壁で仕切られた中で作業しているためわかりませんでした。本当に氷の質だけでこんなに違うのか、それとも削り方も影響しているのか、それだけでも知りたいところです。もちろん、天然の氷というのが一番の効果なのだとは思います。でも、それと同じ条件の凍り方をする冷凍庫を作れば人工的にもこのような氷は作れるはずなのでは? そんなことを思考させるかき氷でした。
この食感であれば、人口氷であっても普段200円するかき氷に400円出しても良いです。
九州方面では袋売りが普通のようで、、、勉強になりました。