武蔵野市の虎の湯へ行ってきました。カメラもスマホも忘れてしまったため、写真が汚くなってしまったのが残念です。
大きな通りに面した近代的な建物のように見えましたが、下足箱に靴をおいて一歩入るとそこは別世界。懐かしい風景の銭湯の世界がありました。番台の女将さんはとても人当たりの良い方で、「番台の人はちょっと怖い」というこれまでの先入観を改める契機となりました。
岩風呂を名乗るのは、写真のような岩で浴槽の周りが飾られているからです。富士山の銭湯背景画を見ながら岩風呂に入るのは素敵です。でも、足を一歩入れて感じたのは熱いってこと。水温計では44度でしたが、久しぶりに熱く感じるお風呂です。そんな中、我慢して浸かっていたら、「水、うめなよ」と常連さん。「いや、怒られるかと思って」と言うと、常連さんの中でも水を入れると怒るのはお一人のようで、だいたいいつも多数決で水が投入されるとか。
しばし、この方からお話を伺いました。この虎の湯は井戸水を使っていて、循環もしていないので浴槽のお湯がいつも綺麗なんだとか。
帰りがけに子供用に缶ジュースを買ったら、番台の女将さんが、車の中でこぼすといけないからストローを持って行けと。一度は遠慮申し上げましたが、追いかけるようにしてストローを手渡してくれました。なんか、子供の頃の田舎の祖母との会話を思い出しました。
大きな看板に書かれているのは「ゆ」の文字だけ。ちょっと不思議。
駐車場は銭湯の左側、コインランドリーの横に2台あるほか、道を挟んで反対側に何か所か確保されています。ということで、車でもOKです。
道の反対に健康ランド「湯らく」もあったのですが、跡地はマンションになった?なる?はずです。住むには最高の場所ですが、私の給料では家買えないです…トホホ