このところ、SIMロック解除の流れや格安SIMの台頭で変化の激しい携帯電話業界ですが、それに関連して色々と感じるところがあるので3点ほど書き残しておきます。個人的なグチに近いところもありますが、同じ考えの方も多いのではないかと思っています。

 まず、料金の割引体系がますますわからなくなってきて苦労してます。固定回線とのセット割が各社から出てきて、私もついていけなくなりました。意図的にわかりにくくしてるんじゃないかと思っちゃうくらい。店員さんに聞いてもすべてがすべてを理解されているわけではないので、なかなか期待した回答が得られません。自分で調べてもそれが本当に正しいのか課金されてみないとわからないところも怖かったりします。それが2年契約だったりするとさらに恐怖。もっと、シンプルにいけないものでしょうか。端末を買って、格安SIMを挿して使う使い方はその点、わかりやすいと思っています。

 格安SIMユーザが増えるということは各キャリアのメールアドレス(docomo.ne.jpやezweb.ne.jp、softbank.ne.jp等)を持たないユーザが増えているということです。ところが、世の中のサイトには携帯アドレスとしてこれらを入力させるものが多すぎます。そろそろ、携帯のメールアドレスを特別扱いするのはやめにしませんか。我が家にはemobile-s.ne.jpというレアなキャリアアドレスを持った端末がありますが、この場合、列記としたキャリアメールアドレスなのに携帯のアドレスとして受け付けてくれないサイトが山のようにあります。この話、実はサイトの運営者だけに限った話ではありません。ユーザ側も注意が必要です。キャリアの迷惑メールフィルタリング設定の中には携帯キャリアからのメールだけしか受け取らないという設定を提供しているところがあります。それを設定している人の場合、知らぬ間に格安SIMに移行した人からのメールを受け取らなくなっている可能性があります。まあ、最近はLINEやTwitter等、その他の連絡手段があるのでそもそもキャリアのメールを使わない人も増えているのでしょうが、注意が必要です。

 と来て、最後に端末そのものの話をします。カメラのシャッター音の規制、これはもう不要じゃないでしょうか。隠し撮りなどを防止するために日本で販売する携帯やスマホのカメラのシャッター音は消せないことになっています。業界の自主規制のようです。今や手のひらに入るようなデジカメが売られている時代です。携帯やスマホだけを規制する意味は無いと思いませんか。日本独自のものを作ることで日本の消費者だけがコストを負担しているのかと思うと、どうなんだろうと考えてしまいます。

 勢いで書いてしまいましたが、皆さんはどうお考えでしょうか?