味の素見学1

 味の素の川崎工場に見学に行ってきたので軽く記録しておきます。

 たまたま見た味の素のサイトで直近に空きがあるのを知り申し込んで行ってきました。場所は京急大師線の鈴木町駅。駅の目の前にある見学者向け施設が集合場所です。施設に駐車場はありませんが、道を挟んだ反対側にあるイトーヨーカドーに大きな駐車場があります。店内で何かを買ってくれることを前提に3時間までは駐車料無料。イトーヨーカドー太っ腹。でも、そう言われると色々と買って差し上げたくなるから不思議。

 鈴木町駅は味の素駅前として開業しましたが、1944年に味の素の創業者である鈴木三郎助氏の名前から改名されたとのこと。

 見学者向け施設では最近の味の素の顔、アジパンダが出迎えてくれます。ちなみに帰りはアジパンダの妹アジパンナが出てきてくれました。

 見学は味の素コースとほんだしコースがあります。私が参加したのはほんだしコースでした。

味の素見学2

 まずはシアターで「うま味」について簡単に学習します。その後、バスに乗って工場敷地内へ。引き込み線の名残があったりして興味深いものがありますが、残念ながらこのあたりの写真撮影はNGです。説明を聞きながらバスはほんだし工場へ。ほんだしはカツオからできているので、中に入るとかつお節の香りに包まれます。一緒に回っていた方のどなたかが「味噌汁の中にいるみたい」という名言を残されていました。

かつお節削り体験

 ほんだし工場ではかつお節削り体験をさせてくれました。っていうか、もうかつお節削りは体験するものになってしまっているのですね。軍手をはめてのかつお節削りは私にとっても初めての体験でした。ケガしないように仕方ない配慮なんでしょう。思えば、この手のかつお節削りが減り、削られたパックものが売られるようになってきたのは、私の子供の頃からだったと思います。

 そして、その後、配られたiPadを片手に工場内の工程を見学しました。今や本当にオートメーションなのですね。人っけがとても少なかったのが印象的でした。

うま味の体験

 ほんだし工場を後にしてバスで出発地点に戻ります。そこで体験したのが、このうま味の体験。味噌だけをお湯に溶かしたものを飲んだ後に味の素を少し振ってみて味の違いを体感します。やっぱり日本人の舌にはダシが必要不可欠です。ということが身をもって体験できました。

 ほんだしを混ぜ込んだおにぎりとお茶をもらい、その後お土産までいただいて見学は終了です。私はというと、1080円のお楽しみ袋を買って帰路につきました。味の素製品がたくさん入っているので値段以上の価値はありそうです。

 人気の工場見学のようでなかなか空きがありません。ただ私のようにタイミングよくキャンセル枠に入れることもあるかと思いますので、定期的にチェックするのがよさそうです。