八重洲線の東京駅乗客降り口

 車の免許を取ってあと少しで30年。ある意味、30年越しの念願がかなった感じです。先日、首都高速の八重洲線を使って人を東京駅に送り届けることができました。

 免許を取った当時から八重洲線と会社線(KK線)は私のお気に入り。路線は短いものの、使う人が少ないせいか占有感がありました。東京駅の八重洲駐車場に直結しているので都会を走っている気持ちをさらに高ぶらせてくれたように思います。いつかは、ここに人を乗せて来よう、もしくは車で迎えに来ようと思いつつ30年近く経ってしまいました。考えてみれば、我が家から東京駅などは電車を使った方が早く時間も確実。東京駅に車で来る機会はなかったのでした。

 八重洲線から駐車場に入る分岐を駐車場方面に進むと、駐車場に入らずとも人を降ろすことのできるスペースがありました。

東京駅への案内図

 ここから先は、東京駅へ向かった人に頼んで撮ってきてもらった写真です。

 車を降りるとこんな案内があります。八重洲口の南口に向かうか中央口に向かうかで右に進むか左に進むかが決まるようです。

この先は東京駅への上り階段

 「この扉を一度出たら戻れません」なかなか挑発的な言葉です。本当に開けて良いのか悩みますね。

東京駅への上り階段

 勇気を出して扉を開けたら今度は狭い階段。上ったところにはまた扉があります。もしかして、ここが開かなかったら階段に閉じ込められちゃうのでしょうか。

東京駅へ脱出

 まあ、そんなことは無く、扉を開けた先は東京駅。それまでの通路の雰囲気とは違う日常の東京駅です。秘密の通路ではないものの、秘密の通路と呼びたくなる雰囲気が漂っていたかと思います。

東京駅から下に降りることはできません

 ちなみに階段の上から開けた扉を振り向くと、こんな表示が。降車しか許していないのは簡単に想像がつきます。乗車を許したら八重洲線上に駐車が横行してしまうから。乗車を待つには駐車場に車を入れなさいってことですね。

 それにしても、この秘密の通路、一日に何人くらいが使うのでしょうか。とても気になります。