充電器

 東久留米のクルネには少し前から車用の充電器が設置されました。NECのプレスリリース「三菱地所グループ施設でEV・PHV用充電器導入 グリーン電力証書活用によりカーボンフリーの充電環境を実現 NEC開発のEV・PHV用普通充電器437台を計10施設に(PDF)」によると、480台の駐車場に41台の設置ですから結構な数だと思います。運用はジャパンチャージネットワークです。

充電器がいっぱい

 こんな感じで充電器がいっぱい並んでいます。これまで普通の駐車スペースだった背面の壁に機器が設置された形です。機器から出ているケーブルのプラグは一つしかありません。最近はグローバル各社のEV、PHVのプラグの規格が統一されてるのでしょうね。

充電コントローラー

 各駐車スペースの機器とは離れた所にこの充電コントローラーがあります。コインパーキングのように充電器の番号を控えておいてここから充電を開始するようです。

 支払いは登録してあるカード等で行います。NECが目指す充電インフラの世界では、ここで収集されたデータをエリアマーケティングや利用者へのクーポン発行等に活用しようとしているそうです。

充電車両以外も駐車できます

 充電設備の少ない駐車場では充電機器のあるスペースに普通車が駐車してしまうとEV/PHV車は充電できずに困ってしまいます。ここはある意味逆で、充電スペースのあるところに普通車がとめられないと普通車が困ってしまいます。充電スペースだらけなので。そのため、ご覧の通り、普通車がとめてもよいことが大きく明示されています。

 ただ、残念なことにまだ実際に充電機器を利用しているシーンは見たことがありません。ビッグデータ活用等ができるようになるにはもう少しEV/PHV車が普及する必要がありそうです。ジャパンチャージネットワークのサイトから地図上に充電施設の一覧を見ることができます。どこの充電施設が使用中なのか一目瞭然なので興味があればどうぞ。