実家の日産ノートの3年目初回車検の代金が20万円とのこと。見積もりもらいOKした上で作業してもらったとのことなので文句を言うつもりはないものの、年寄りだからカモにされたんじゃないのかって疑わざるを得ない金額感ではありますね。

 高いワイパーブレードやフィルター類の交換は100歩譲ってOKとしても、やっぱり気になる明細あります・・・

愛車(人間)ドック診断(コンピュータ自己診断) 3,780円
 これは何でしょうね。いまどきダイアグノーシス系のデータ取得が有料ってのはありえないと思いますが・・・。何かデータ解析系? ちょっと謎です。

エンジン下回り洗浄防錆塗装 12,528円
 なんか懐かしい明細(笑)。その昔は絶対必要と言われてた気がしますが、最近の車検明細では見てませんでした。雪国でも海辺でもない地域を、3年でオンロード10,000km走行しかしていない車でも必要なんですかね・・・。

スラッジライナー 6,480円
 エンジン内洗浄ですが、要らないなぁ。

マイクロロン 6,480円、燃費向上商品 2,484円
 最近のディーラーは社外品の添加剤でも普通に売るんですね。その昔は「社外品の添加剤を入れたら保証しませんよ」くらいのスタンスだったのに・・・。マイクロロンは有名ですが、「燃費向上商品」って何を入れられたんだろう(笑)。

撥水ウィンドウシステム 3,240円
 窓ガラスに薬品を塗ってくれたんでしょうか。一時期は私も自分で塗ってましたが、最近はやめてます。

バッテリー 49,523(工賃 1,080円)、バッテリーターミナルプロテクト 864円(工賃 594円)
 個人的には限界までバッテリーを使うのですが、車に詳しくない人のために次の点検まで持たない可能性があるから予防保守の観点から交換するというのであれば、交換は許容できます。ただ、高いですねぇ。アイドリングストップ搭載車のためにバッテリーも大容量のものを積む必要があるというのが説明になるようです。でも、燃費向上のアイドリングストップのために燃費削減以上の出費を強いる仕組みはどうなのかなぁと思います。ちなみに私はアイドリングストップ自体が好きにはなれないので、自宅の車ではいつも切ってます。

 車検を予防保守のためのタイミングととらえるかどうかで交換部品は変わるかと思うのですが、個人的にはユーザ責任で判断するべきものだと思っています。アメリカのニュージャージー州で車検を受けたことがありますが、ユーザ自身で車検ラインに並ぶのが普通で、費用も無料でした(「ドライブスルー車検(無料です)」参照)。これが理想です。