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昨日のこと、志木市の羽根倉橋のそばから見えた富士山には驚かされました。国道463号の道路の先に見える富士山がすぐ間近に見え、自分は埼玉県ではなく静岡県にいるのではないかという錯覚に陥るほどでした。

これについては車からではなく、歩いてもう一度見てみたいと思い、今日改めて足を運んでみました。そして、見えたのが上の写真です。昨日ほど鮮明では無いのが残念ですが、道路の先に白く雪化粧をした大きな富士山の姿が見えるかと思います。

ただ、今日はこの富士山が見えただけではありませんでした。すぐ近くで富士塚を見つけました。羽根倉富士嶽です。

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明治時代に丸藤講によって築造された富士塚だそうです。二度の移転を伴い、今の位置すなわち志木市の羽根倉橋のたもとに鎮座しています。まさに今日の富士山を見た場所のすぐ近くです。

この富士塚が置かれている富士浅間社は源頼朝の時代に建てられたと言いますから、こちらもさらに歴史を感じます。

でも何が一番嬉しいって、富士山がきれいに見える場所だと自分で感じた場所のすぐ近くに、昔の富士塚があったことです。富士塚と言えば、富士山が良く見えた場所に作られたと言います。富士山を目標物として、自然と昔の人と同じ感覚を抱けたことは素敵なことでした。

一時期、こちらのブログで近隣の富士塚巡りを書いていましたが、また再開しても良いかもしれません。