無人レジ全景 去年あたりから日本でもイオンが無人レジの実験を始めたようですが、私が在米中の2001年頃、アメリカでも無人レジのサービスが始まりました。新し物好きの私は、普段は行かない場所にあるスーパーだったのですが、この無人レジを体験するためだけに足を運んだのでした。
無人レジと言っても、私が行った時にはそれほど無人レジを選択している人もおらず、有人レジのほうが人気がありました。無人レジも始まったばかりで、わからない人が使い方を聞けるよう、何人か店員が巡回している感じでした。
アメリカのスーパーは無人レジに限らず、有人レジでもベルトコンベアみたいなものがあります。客は、日本のレジのように買い物カゴを店員に渡すのではなく、カゴから1つずつ商品を取り出して、ベルトコンベアに載せる必要があります。
無人レジ機械 無人レジでももちろん、同じスタイルです。客はカゴから1つずつ商品をベルトコンベアに載せます。流れていった商品は途中のゲートをくぐる瞬間、何らかの仕組みで商品の識別が行われます(バーコード?)。そして、最後にクレジットカードかデビットカードで支払いを行います。
無人レジで問題になると思われるのは、お金を払わずに持ってきてしまう不正(つまり万引)がやりやすくなるのではないかということだと思います。この無人レジでは、最初に買い物カゴの総重量を覚えておいて、ベルトコンベアのゲートをくぐった商品の重量の総和と比較して、チェックしているようです。この仕組みはどうやら、イオンの無人レジでも同じようです。
無人レジといえば、最近日本でも増えてきているポンプの横の機械で支払いができるセルフのガソリンスタンドがありますね。アメリカでも同じ機械がありましたが、大きな違いは日本の機械が現金を受け付けてくれることではないかと思います。どうやらイオンの無人レジも現金払いが可能なようです。