Vine Linux 3.0をインストールしたことを話しましたが、このインストールに使用したCD-Rは、VineのサイトからダウンロードしてきたISOイメージを焼いたものでした。私の買ったDELL(デル)のパソコンにはRecordNow!というライティングソフトがインストールされているのですが、実はぱっと見て使い方がよくわかりませんでした。というか、一度ISOイメージをCD-Rに焼こうとして失敗したので(これは単に使い方が悪かったようです)、使い慣れたものにしようと思ったのでした。実はこれがそもそもの誤りでした。
何も考えずに、それまで使っていたEasy CD Creator 4をWindows XPにインストールしたのでした。インストール途中、「重大な影響を与えるかもしれないからやめたほうがいいよ」というかなりきつい警告が何度か出てきたのですが、よくあるおせっかいな警告メッセージくらいに考え先に進めました。

それからというもの、マシンを起動すると、右下に何やらドライバのロードに失敗したというエラーが出るようになってしまいました。

その後、インターネットで調べてみたら、この「Easy CD Creator 4はWindows XPでは動作しない」という問題は完全によく知られたもので、FAQレベルの問題でした。この時、あの警告メッセージに従っておけばよかったと後悔しましたが、とき既に遅しです。

実は、どうやらこの時点で「システムの復元」などを使えば問題を回避できたのかもしれませんが、こんな機能があることはその時は知りませんでしたから、もうこれはOSの再インストールしかないと思ってしまったのです。思い立ったが吉日、まだ新しいデータもそれほど蓄積されていない今が一番と、すぐにOSの再インストールを実施したのでした。

バックアップするデータはないといっても、それでもそれなりにあります。仕方ないのでVineをインストールしたパーティションをつぶしてFAT32とし、そこにデータを退避させました。

OSの再インストール自体はいたって簡単でした。添付のWindows XPのCD-ROMから起動し、言われた簡単な質問に答えるだけでOSをインストールできました。その後、同じく添付のDELL ResourceCDから必要なドライバをインストールしておしまいです。DELL独自のドライバはResourceCDの中にまとめられていました。前のパソコンではメーカー未サポート(その機種に対して)のWindows 2000をインストールしたため、ドライバがなかなか入手できずに苦労したのですが、DELLの場合、必要なドライバはすべてResourceCDの中にありました。

ただ、デバイスマネージャを見ていると、すべてのドライバのインストールが終わっても??のままのデバイスがありました。これはなんだろうと少し考えましたが、PCIにささっているものといえば、TVチューナーボードですから、これしかありません。はたして、このTVチューナーボードのドライバだけはResourceCDではなく、IOデータのCD-ROMに入っていました。


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