
一昔前であれば、こういうものは印刷屋さんに頼むのが一般的でしたが、最近ではせっかく自宅にあるプリンタを生かさない手はありません。年賀状と同じように自宅で作成することにしました。
喪中はがきの文例は、各種年賀状印刷用ソフトにもありますし、インターネットを探せばMS-Wordのテンプレート等、便利なものが多く存在します。こちらは特に問題ありません。いざ作ろうと思って悩んだのは印刷する用紙をどうするかでした。
まず最初に考えたのがインクジェット用の官製はがきです。これならば、郵送料だけで用紙までまかなえます。今回の喪中はがき作成では実家の両親の分も印刷することになったのですが、この官製はがきを使う案には父から反対の声が上がりました。今まで官製はがきで作られた喪中はがきを受け取ったことがないというのがその理由です。確かに言われてみれば見たことがありません。この案はすぐに却下されました。
次に考えられたのが、エプソンの半光沢はがき用紙 。我が家も実家もエプソンのプリンタを使用しているからという安直な理由からです。ただ、これもしっくり行きません。写真を印刷するわけでもないのに、光沢用紙は変だろうと思うからです。
ここで少しインターネットを検索してみました。そして、たどりついたのが以下の用紙です。
・サンワサプライ インクジェット喪中はがき(秋月夜) JP-HKRE7 [JPHKRE7]
・サンワサプライ インクジェット喪中はがき(花車) JP-HKRE5 [JPHKRE5]
・FUJI スーパーファイングレード マット仕上げ CS50T [CS50T]
上の2つはサンワサプライの用紙です。このほかにも似た商品が揃えられています。商品名も「インクジェット喪中はがき」となっており、完全にこちらの用途に合いそうです。各商品の違いは印刷されている模様の違いだけのようです。そうです、この商品は既に模様が印刷済みなのです。確かに文字だけ印刷すれば良いという利点はありますが、最近の各種テンプレートは模様まで既にデザインされているため、どちらかというとこのセールスポイントが技術革新の結果、マイナスポイントになってしまっているような気がします。模様が印刷済みのため、25枚で定価390円(単価15.6円)と高くなっています。また、この用紙は、宛名面の郵便番号用のワクが赤線であるというマイナス点もありまし た。JIS規格に従うと赤ワクになるそうですが、喪中はがきとしては大きなマイナスになることをメーカーも認識しているらしく、ホームページを見ると、赤ワクが気になる人は無地の用紙を買うよう薦めています。
そして、実は以上のすべての欠点をカバーする形の商品が3番目のCS50Tです。まず用紙はマット仕上げで光沢用紙ではない普通の紙質です。何の模様も印刷されておらず、完全に無地なので単価も10円とお得になっています。また、すばらしいことに郵便番号用のワクもグレーで印刷されています(あえてJIS規格に従わないことで市場のニーズに応えようとしている姿勢が好きです)。
もうこの時点で選択肢はこの一つに絞られてしまっていたのですが、念のため現物を購入して最終確認をしてみました。
50枚入っているわりには結構薄いパッケージでした。普通、印刷屋さんで喪中はがきを印刷するとかなり厚手のはがきになると思います。あの厚さではさすがに自宅のプリンタには不向きでしょうが、かといって写真用紙のようにペラペラでは困ります。恐る恐る封を開けてみたのですが、これが何とも言えない絶妙な厚さでした。ちょうど官製はがきと同じくらいの厚さでしょうか。厚すぎないためプリンタには負担をかけず、薄すぎないため安っぽくも見えない感じです。マット仕上げのため、触った感じも違和感がありません。では、印刷のされ方はどうかというと、これも非常に綺麗でした。我が家のプリンタは米国で購入したエプソンのStylus COLOR 740という1440 x 720dpiのプリンタですが、スーパーファインで印刷して文字の輪郭はまったくにじみませんでした。
というわけで、今年の喪中はがき作成はこれに決めました。次回もきっとこれにすると思います・・・いやいや、喪中はがきなんて作らないにこしたことはないですね。
次に考えられたのが、エプソンの半光沢はがき用紙 。我が家も実家もエプソンのプリンタを使用しているからという安直な理由からです。ただ、これもしっくり行きません。写真を印刷するわけでもないのに、光沢用紙は変だろうと思うからです。
ここで少しインターネットを検索してみました。そして、たどりついたのが以下の用紙です。
・サンワサプライ インクジェット喪中はがき(秋月夜) JP-HKRE7 [JPHKRE7]
・サンワサプライ インクジェット喪中はがき(花車) JP-HKRE5 [JPHKRE5]
・FUJI スーパーファイングレード マット仕上げ CS50T [CS50T]
上の2つはサンワサプライの用紙です。このほかにも似た商品が揃えられています。商品名も「インクジェット喪中はがき」となっており、完全にこちらの用途に合いそうです。各商品の違いは印刷されている模様の違いだけのようです。そうです、この商品は既に模様が印刷済みなのです。確かに文字だけ印刷すれば良いという利点はありますが、最近の各種テンプレートは模様まで既にデザインされているため、どちらかというとこのセールスポイントが技術革新の結果、マイナスポイントになってしまっているような気がします。模様が印刷済みのため、25枚で定価390円(単価15.6円)と高くなっています。また、この用紙は、宛名面の郵便番号用のワクが赤線であるというマイナス点もありまし た。JIS規格に従うと赤ワクになるそうですが、喪中はがきとしては大きなマイナスになることをメーカーも認識しているらしく、ホームページを見ると、赤ワクが気になる人は無地の用紙を買うよう薦めています。
そして、実は以上のすべての欠点をカバーする形の商品が3番目のCS50Tです。まず用紙はマット仕上げで光沢用紙ではない普通の紙質です。何の模様も印刷されておらず、完全に無地なので単価も10円とお得になっています。また、すばらしいことに郵便番号用のワクもグレーで印刷されています(あえてJIS規格に従わないことで市場のニーズに応えようとしている姿勢が好きです)。
もうこの時点で選択肢はこの一つに絞られてしまっていたのですが、念のため現物を購入して最終確認をしてみました。
50枚入っているわりには結構薄いパッケージでした。普通、印刷屋さんで喪中はがきを印刷するとかなり厚手のはがきになると思います。あの厚さではさすがに自宅のプリンタには不向きでしょうが、かといって写真用紙のようにペラペラでは困ります。恐る恐る封を開けてみたのですが、これが何とも言えない絶妙な厚さでした。ちょうど官製はがきと同じくらいの厚さでしょうか。厚すぎないためプリンタには負担をかけず、薄すぎないため安っぽくも見えない感じです。マット仕上げのため、触った感じも違和感がありません。では、印刷のされ方はどうかというと、これも非常に綺麗でした。我が家のプリンタは米国で購入したエプソンのStylus COLOR 740という1440 x 720dpiのプリンタですが、スーパーファインで印刷して文字の輪郭はまったくにじみませんでした。
というわけで、今年の喪中はがき作成はこれに決めました。次回もきっとこれにすると思います・・・いやいや、喪中はがきなんて作らないにこしたことはないですね。