ニューベッドフォードの町並み

今日(2004年11月27日)の朝日新聞8面では、全面でジョン万次郎が語られています。10月下旬にマサチューセッツ州のニューベッドフォード(New Bedford)で行われたシンポジウム「太平洋の出会い−ジョン万次郎と日米関係の起源」に関する記事です。

私も在米中、ジョン万次郎の暮らした町が見てみたくてドライブしていたのでした。その時の様子は「ニューイングランド地方南辺のドライブ」に書き残してあります。ちなみに左の写真は、記事になったシンポが行われた捕鯨博物館の中からニューベッドフォードの町並みを撮影したものです。

漂流して捕鯨船のホイットフィールド船長に助けられたのはジョン万次郎だけでなく仲間たちもいました。仲間たちはハワイに留まりますが、ジョン万次郎はホイットフィールド船長とともに航海を続けて色々な技を身に付ける決意をします。これはジョン万次郎のすごいところだと思います。好奇心とか向上心とかそういう言葉では片付けられない力を持っていたのでしょう。

一方で、そのジョン万次郎を受け止めたホイットフィールド船長も偉大です。彼はジョン万次郎に対して人種差別を行った自分の宗教を捨て、別の宗派に改宗さえしています。改宗なんて簡単にできることではないと思います。

こう考えると、この二人だったからこそ、歴史に残る交流が成し遂げられたのだと思います。

ところで、日本ではジョン万次郎の話はかなり知られていますが、アメリカではどうなんでしょう。きっと、一部の人しか知らないのだと思います。なんか、それがちょっと残念です。

ちなみに、雑司ヶ谷霊園にジョン万次郎のお墓があります。