私は戦友になれたかしら―小野田寛郎とブラジルに命をかけた30年
先日、小野田寛郎さんの「たった一人の30年戦争」という本を読みました。フィリピンのルバング島で戦後30年間、残置諜者として任務を遂行した人です。
この小野田さんは帰国後、ブラジルに移住して牧場経営を行います。そのブラジルでの30年間の苦労をともに過ごした奥様、町枝さんが書かれたのが今回の「私は戦友になれたかしら」という本です。
続きを読む埼玉県所沢市出身で東京都清瀬市在住の人間がどうでもよいことを書いてます。毎日毎日がおさらい、レビューです。トラックバック、コメント、リンクいずれも大歓迎。
私は戦友になれたかしら―小野田寛郎とブラジルに命をかけた30年
先日、小野田寛郎さんの「たった一人の30年戦争」という本を読みました。フィリピンのルバング島で戦後30年間、残置諜者として任務を遂行した人です。
この小野田さんは帰国後、ブラジルに移住して牧場経営を行います。そのブラジルでの30年間の苦労をともに過ごした奥様、町枝さんが書かれたのが今回の「私は戦友になれたかしら」という本です。
続きを読むずっと気になる存在であった小野田さんの著書を読みました。ものすごく頭の良い人ですね、きっと。文章も読みやすく主張も一環しています。
小野田寛郎さんといえば、戦後30年にわたってフィリピンルバング島に残置諜者として潜伏し、任務解除の下命をもって日本に帰還された人です。1974年に日本に帰ってきた時、私はまだ小学校に上がる前でしたが、子供ながらに報道は覚えています。
この本は1995年に書かれた本なので既に10年以上前の本です。戦後30年をルバング島で過ごし、それから20年後に、当時やその後の事を織り交ぜながら書かれた本ということになります。
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