子供は飲み込みが早いのでマウス操作さえ覚えてしまえば勝手にあっちこっちネットサーフィンを始めてしまいますが、YahooやGoogleで検索するキーワードを入力するのだけはそう簡単にはできないようです。キー配列を覚えなければいけないですし、ローマ字入力するとなればローマ字そのものを覚えなければいけません。かといって、こちらとしては文字入力のたびに呼び出されるのは面倒です。また、親としてはどうせなら最初からタッチタイピングを覚えさせてしまえば楽じゃないかとも考えます。そんな状況で購入したのが「特打小学生2」です。
何といっても税抜き価格1,980円という価格設定が魅力的です。ただ「安物買いの銭失い」という言葉があるように、安いソフトにはあまり評判の良くないものもありますので、購入前には少し悩みました。でも、それは杞憂に過ぎませんでした。失礼ながら予想以上にしっかりしたつくりでした。さすがタイピング練習ソフト を各種横展開している会社だけのことはあります。
画面インタフェース的にも直感的に入っていくことができ、子供もすぐに飛びついてくれました。唯一操作方法がわからず説明書を参照したのが終わらせ方でした。宇宙船のドアをクリックするのですが、せめてドアにEXITとでも書いておいてくれれば説明書なしで行けたかもしれません。
メーカーであるソースネクストの説明によれば、タイピングの練習だけでなくローマ字の学習 、小学校で習う漢字の学習、英単語の学習までできるということです。そこまでできて1,980円なら、かなりお得なお買い物と言えましょう。
でも、残念なことに、最近我が家ではこのソフトが使われた形跡がありません。基本ポジションからのタッチタイピングを会得するためには、最初に無意味な文字の羅列をたくさん練習しなくてはいけないのですが、ここで挫折してしまったようです。一番最初の山が一番高かったということでしょうか。
私がかつてそうであったように、まずはキー配列とローマ字を覚え、キーボードを見ながらタイプできるようにし、その後、タッチタイピングに進ませようかと思っています。その時また、このソフトのお世話になろうと思います。
それまでは、benesseの「タイピングゲーム」でキー配列を覚えさせようと思います。さすがbenesse、子供心をつかむのはお手の物です。コラショがやさしく教えてくれるようです。