ユネスコ村オランダ風車小屋

またもや懐かしい写真が出てまいりました。所沢が誇る(誇った?)ユネスコ村のオランダ風車です。今は大恐竜館になってしまいました。その大恐竜館の前に「ユネスコ村」の名前が残る存在になってしまいました(正確には大恐竜館の2Fにユネスコ学習室というのが残っているそうですが)。

所沢育ちの私の小さい頃の記憶からすれば、ユネスコ村は西武園と並んで娯楽施設でした。遊戯物が少ない分、子供ながらに「ユネスコ村<西武園」のように評価していたように思いますが、西武園とユネスコ村の間を走るおとぎ電車(蒸気機関車のと電気機関車)に乗るのも楽しみの一つでしたから、ユネスコ村を過小評価していたわけではありません。

ユネスコ村には世界各国をイメージさせる形で建物が建っていました。なかでもオランダの風車小屋はひときわ目を引き、ユネスコ村のシンボルともなっていたように思います。写生大会などもよく開かれましたが、被写体の人気ナンバーワンはやっぱり風車でした。

ユネスコ村の生いたちについては日本ユネスコ協会連盟ユネスコFAQを参照されると良いでしょう。その質問は「埼玉県にあるユネスコ村は、なぜユネスコ村と呼ばれているのですか」です。かいつまんで紹介すると、1951年に、日本がユネスコ加盟を認められたことを記念して豊島園と西武園で「ユネスコこども博覧会」が開かれたそうなのですが、その時、西武園会場でユネスコ加盟60カ国のモデルハウスを建てたのがユネスコ村の始まりだそうです。なるほど、今まで知りませんでした。

何年か前に大恐竜館に遊びに行った時に、道沿いに立てられたトーテムポールを発見しました。これって、昔のユネスコ村の名残でしょうね。





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