XMLマスター」の受験について少ししたためましたが、せっかくなのでPMIPMP試験を受けた時のことについても少し書き残しておこうと思います。既に1年前のことなので若干、記憶があいまいな部分もあります。

最近ではアールプロメトリックのサイトからオンラインでの試験申し込みができるようですが、私が受験した時は電話による申し込みだけでした。当時の東京エリアの試験会場は茅場町新横浜だけなので、我が家からだと必然的に茅場町になりました。試験開始は朝からとしました。

土日で勉強の最後の追い込みをするつもりでしたので試験は月曜日に設定したのですが、金曜日に親戚の不幸があったり、家族が風邪で寝込んでしまったりで、ほとんど勉強できずに試験を迎えました。

茅場町の試験会場は茅場町駅から歩いて7分です。1本道とはいえ結構歩ける距離ですので、駅の出口番号と歩き始める方向だけは間違えないようにしましょう。

ビルは結構大きいです。エレベータで15Fまで上がります。試験会場の入り口で受付する前にトイレに行っておきました。受付を済ませてしまうと何もできなくなってしまうような雰囲気でしたので、これは正解だったと思います。

受付を済ませると待合室で呼び出されるのを待つように指示されました。本当は受付してから試験までの間、コーヒーでも飲んでゆっくりしようと思っていたのですが、できませんでした。受付前に飲んでおけば良かったと少し後悔しましたが後の祭りです。

しばらくすると試験室から試験官らしき人に呼び出されました。今までのアールプロメトリック系試験会場にはないスタイルです。試験官の席からはガラス越しに試験者全員が見渡せるようになっていました。試験会場には何も持ち込めませんので持ち物検査を受けます。「ポケットに何かはいっていますか?」と聞かれたので「ハンカチが入っています」というと、全部広げて裏表をチェックされました。今までに無く厳格な雰囲気です。もちろん、IDもきちんとチェックされます。

試験用端末の前では念のためチュートリアルを受けました。チュートリアルでは、試験の途中でENDを押してしまうと二度と試験には戻れないとさんざん脅かされます。そのくせ、チュートリアルから本試験に移るためにはそのENDを押さないといけないというスタイルになっていました。この時、ENDを押すのはかなり勇気が要りました。

チュートリアルから本試験に移る時に60秒以内にスタートを押さないといけないというメッセージが出力され、これにも少しあせりました。

いつもの勝ちパターンの通り、少しでも自信のない問題には何か解答した上でマークして問題を先に進めました。後でマークした問題を見直し、マーク数が63問以下になった時点で試験を終了するつもりでした。63問というのはすべて間違ったとしても合格できるレベルです。

予定では2時間ほどで一通り終わらせ、ゆっくり見直しをするつもりだったのですが、時計を見ると残り時間20分になっていました。つまり、一通り問題を解くのに3時間40分もかけてしまったことになります。問題文のほとんどで日本文と英語文を読んでいたからかもしれません。のどはカラカラでしたが、朝コーヒーを飲まなかったおかげでトイレにいくこともなく過ごせました。ちなみにマークした問題は80問でした。

20分の時間で80問の見直しができるわけもなく、40問ほど見直しした時点でタイムアップとなりました。プロメトリックのCBTで時間切れを経験するのは初めてでした。画面を見ていれば何か指示が表示されるのかと思っていましたが、いつまでたっても何も起こりません。試しに「次へ」か何かのボタンを押してみると、その時点で初めて「時間切れ」が表示されました。残り時間がゼロになっても、こちらから何か操作を行わない限りテストは終了しない仕組みのようです。

試験は終わり無事合格することができましたが、今までの人生で4時間ぶっ通しでテストを受けたのは初めてでした。それもコンピュータの画面を相手にです。本試験が終わると任意のアンケートがありましたので、余韻に浸りながらアンケートにも答えておきました。

長い試験なので途中で集中力が途切れそうになったり飽きたりします。あらかじめ2時間をめどにトイレ休憩を入れても良いかと思いました。