ちょっと長野方面に出かける予定があるので自宅の車に スタッドレスタイヤ を買うべきか検討中です。考えれば考えるだけ悩んでしまうのでした。
雪が降らなければ ノーマルタイヤ でも長野まで行けます。雪が降ったら チェーン を使用するという選択肢もあります。大晦日(2004年12月31日)のように高速道路が閉鎖になるような雪になってしまったらスタッドレスタイヤを買っていたとしても電車で行くべきかもしれません。スタッドレスタイヤを買うとしたら ホイル もセットにしたいので少なくとも6万円くらいは出費を覚悟しなければなりません。3〜4シーズン使うとすれば毎年の出費は少なくなりますが、東京で雪の日に出かけなければならないようなことがはたして何回あるかもわかりません。そんなことを考え出すと頭の中がグルグルしてくるのでした。
そんなことを考えていたら、アメリカニュージャージー州にいた頃の冬を思い出しました。あちらは東京に比べて雪の降る回数も量も多いにもかかわらず、誰も特別な装備をしていませんでした。Winter Tireと呼ばれる日本でいうスタッドレスのようなタイヤはあるようなのでもしかしたら履いている人はいるのかもしれませんが、少なくとも私のまわりにはいませんでしたね。元々オールシーズンタイヤと呼ばれる中途半端なタイヤが幅を利かせているからかもしれませんが、雪が降っても誰もチェーンも巻きません。
その代わり、さすが車社会だと思うのは、雪が降るとどこからともなく除雪車(上の写真)がやってきて、道路という道路をドンドン除雪していってくれます。そして解氷剤(塩カル?)もガンガンまいていってくれます。
そんなわけで私の車にもチェーンなどは用意してありませんでしたが、雪かき棒とアイスクレーバーだけは必要でした。道路のコンディションは人任せでも、車のコンディションだけは自分で何とかしなければなりませんので。