勝浦 海中展望塔 入り口

勝浦 ホテル三日月 アクアパレスでも遊ぶ」の続きです。

勝浦での2日目は、かつうら海中公園の勝浦海中展望塔へ行きました。水族館の水槽の魚を見るのではなく、実際の海中の魚をスキューバダイビングすることなく見ることのできる施設です。

勝浦ホテル三日月からだと車で5分ちょっとの所です。国道128号を少し走って海側に左折する感じです。カーナビに任せたら所々に道幅の狭いトンネルを通る道を紹介してくれましたが、鵜原駅手前まで進んでから左折したほうが広い道のようです(推測ですが)。

駐車場は後述する千葉県立中央博物館の分館である海の博物館の横にあります。2時間までで200円です。ここに車を停めてから実際の展望塔までは5分くらい歩きます。雪の予報が出ているくらいの日でしたから、冷たい強風が体に凍みました。

展望塔よりだいぶ手前に券売窓口があります。ここに行く前にはぜひ割引券を入手しておきましょう。あちこちのパンフレット置き場に置かれています。海中展望塔のホームページからもダウンロード可能です。割引券を使うことで10%の節約になります。

展望塔の中にはトイレはありません。窓口で入場券を買ってから展望塔へ歩いていく途中にありますので、危ないなと思ったらここで立ち寄っておきましょう。

展望塔まではリアス式海岸の美しい風景を楽しみながら進むことができます。私が行った日は寒くて寒くてゆっくり景色を楽しむことはできませんでしたが・・・。最後は海上を展望塔まで一直線に伸びる橋を進みます。冒頭にある写真のように、まるでUFOに乗るような光景です(残念ながら本物に乗ったことはありません)。

勝浦 海中展望塔 らせん階段

展望塔は水面より上8mのところに海上の展望室が、水面より下8mのところに海中の展望室があります。海中の展望室までは中央の柱に沿ったらせん階段を使います。全部で96段です。この手の海中展望施設では東洋一だそうです。となると世界一はどこなのか、ちょっと気になりますね。

らせん階段の途中には「これより海中」という看板がありました。あれを見て真っ先に考えたことは、海中展望室にいて浸水してきたらあの線まで駆け上がれば良いんだなということでした。

海中の展望室からはあちこちの窓から海の中を楽しむことが出来ます。低めの窓もあるので子供でも大丈夫です。本当にたくさんの魚たちが漂っていました。泳いでいたのではなく漂っていたというのが正しい感想です。その場に静止していて、波の動きに合わせて全部の魚が同じように揺れるのです。どうしてこんなにたくさんの魚がここにいるんだろうと思っていましたが、よく見るとエサの入った網の箱も一緒に漂っていました。なるほど、エサ目当てでしたか・・・。

上りと下りは別のらせん階段でしたが、上りの階段には途中途中にベンチが設置されていました。疲れたら休みながらゆっくり上りましょう。海上の展望台に上がると、それぞれの方向に色々な地名が書かれていましたが、その中に「グアム(2,400km)」というのを発見。なるほど晴れた日はグアムが見えるのか・・・と一瞬でも考えてしまった自分を可愛く思いました。

せっかくなので帰りがけに千葉県立中央博物館分館海の博物館にも立ち寄りました。前は無料で入れたようですが、少し前から有料になっています。大人一人200円です。

海中展望塔の海底には海草がゆらゆらしていました。あれが何なのか気になっていましたが、海の博物館の展示室の冒頭でその謎が解けます。気になった方はこちらにも立ち寄ってみてください。個人的に気にいったコーナーは触って楽しむコーナーです。メカジキの角(吻(ふん)というそうですが)などなかなか触れるものではありません。そういえば全くの偶然ですが、帰宅した日(3月6日)の「どうぶつ奇想天外」でこの海の博物館が出ていましたね。

さて、ここで海とはお別れし、車は一路、NASDA改めJAXAの勝浦宇宙通信所へ向かうのでした。続く。




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