愛知万博 記念硬貨の表 愛知万博 記念効果の裏

実家で愛知万博の記念硬貨を見せてもらいました。財務省の報道発表によると正式には「2005年日本国際博覧会記念500円ニッケル黄銅貨幣」と呼ぶようですが、私はこんな記念硬貨が発行されることすら知りませんでした。

実は、実家でこの記念硬貨を手に入れた父もそんなことは知らなかったそうです。たまたま引き換え開始の2月14日、近所の郵便局に営業開始前から行列ができていたのを見て、あとで郵便局の人に何なのかを聞いたところ、記念硬貨の引き換え日だったとのことです。「お一ついかがですか?」と促されるまま1つ交換してきたようです。

発行枚数は824万1千枚です。これが多いのか少ないのかピンと来ませんが、引き換え開始日は1人1枚の制限がありました。3月25日の万博開催後は会場内の金融機関窓口でのみ交換ができるようです。観覧者の特典のようですが、「てつろぐ。」さんの「あれ、この500円玉…」とか、「たけのこ日記」さんの「ニセ硬貨!?」などを拝見すると、既に引き換え日から2週間くらいで一般に流通し始めてるみたいです。

う〜ん、記念硬貨が一般に流通しだすと記念ぽくなくなってしまう気がするんですが、どんなもんでしょう。並んで買った人の立場は?って感じです。でも、一方でこの記念硬貨が アイコインズ さんなどでは既に800円の値段で販売されていますので、ますますわからなくなります。

愛知万博の記念硬貨ネタでは、「Tessie's Cozy Room」さんの「謎の記念グッズ」で飛んでもないものが紹介されています。今から1年半くらい前の話のようですが、なんと北朝鮮が愛知万博の記念硬貨を作成して、ドイツで販売していたそうです。さすがです。日本人も少しはこういうハングリー精神は見習わないといけないと思うのでした。


日本の記念コイン