先週の話になりますが、埼玉県日高市にあるサイボクハムに遊びに行ってきました。サイボクハムを知らない人は「サイボクハムに遊びに行く」という表現に違和感を覚えるかもしれませんが、ここはまさに1日遊べるところです。
正式な会社名は「株式会社埼玉種畜牧場」です。略してサイボクなのでしょう。60年の歴史があり、養豚では世界的に有名だそうです。外国から優秀な血統の豚肉を導入し常においしい豚肉を目指しています。 ハム・ソーセージ商品は保存料無添加だそうで、そのこだわりは消費者にもうれしいですね。
このサイボクハムの本社の敷地には、ゴルフ場、レストラン、売店、子供向け遊戯物、それに「まきばの湯」と呼ばれる天然温泉が作られていて、遊んで買い物して温泉でのんびりということができるようになっています。
とはいえ、実はここに行くのは初めてでした。
私が行った日の2週間前くらいには「第5回とこトンまつり」というイベントが開催されていました。この日は混むだろうと思ってわざとずらしたにもかかわらず、私が行った日曜日の午前11時には200台収容の第一駐車場は既にほぼ満車の状態でした。その後もドンドン人が増えていき、敷地内はかなり混雑してきました。人気の高さがうかがえます。
敷地内のレストランではおいしいお肉をいただくことができ、肉屋さんではおいしいお肉や焼きたてのパンを買うことができます(あちこちで試食もさせてもらえます)。楽農ひろばと呼ばれる店舗では地元の新鮮な野菜を買うこともできます。そのすぐ隣にはお米屋さんがあります。全国の有名な産地から直接仕入れたお米のようです。販売する時に玄米から精米してくれます。一度精米してしまったお米は鮮度がどんどん落ちていってしまうそうで、少量ずつ、こまめに精米してもらって購入することを勧めていました。他にもお茶屋さんがあったり、小さな売店があったりします。売店ではスペアリブを買って食べました。買うための行列ができていましたが、並んででも買って正解です。このスペアリブは本当にうまかったです。
私は行きませんでしたが、この楽農ひろばの奥に「まきばの湯」があります。どういう評価だったか忘れてしまいましたが、かなり高評価を受けているそうです。それを紹介した新聞記事が掲示されていました。
敷地の反対側には子供向けの遊戯物やトントンハウスがあります。遊戯物はアスレチックと表現されていますが、写真の通りよくある木の遊戯物です。多くの子供たちでにぎわっていました。トントンハウスは言ってみれば豚小屋です。豚は本来綺麗好きだという話を聞いたことがありますが、行った日にトントンハウスにいた豚は、自分が寝ていた水溜りの中におしっこをしていました。
さらに奥にはゴルフ場や陶芸教室まであるそうですが、今回は遠目に見ただけでした。
行ってみて感じたのは「サイボクハムは実益を兼ねた行楽ができる場所だった」ということでしょうか。こんな施設が近所にあったらいいのにな、と思いました。
日高のサイボクハムは自宅から車で30分くらいのところにあります。
自然がいっぱいで川越に引越してからは、サイボクハムファンになっています。