街に出るとおもしろいものに出会います。先日、ホームセンターに行ったらパーソナルシュレッダーの特集コーナーがあって、それなりに人が集まっていました。
案内を見ると4月から施行された個人情報保護法の名前が踊っていて、なるほど個人情報保護法でシュレッダーかと何となく一度は納得したのですが、よくよく考えてみたら売られているのはパーソナルシュレッダーじゃないですか。個人的には個人情報保護法は電子的な情報を強く意識しているような気がしていて、あまりシュレッダーと結びつかなかったのですが、それでも会社のオフィス向けのシュレッダーならわかります。でも、売られていたのはパーソナル、つまり個人向けなのでした。
まあ、小さなオフィスなら個人向けのパーソナルシュレッダーでも十分なのでしょうね。
我が家ではあらゆる請求書や領収書を最低でも1年くらいは取って置くようにしているのですが、先日これを少し整理しました。過去のものはといえ私の住所や名前などの情報が印刷されているものなので少しは手でビリビリに破いてから捨てていましたが、結構これが重労働でした。途中からはほとんど意味を成さない破り方で捨ててしまいました。
こんな時にシュレッダーがあればなあと思っていたところだったので、少しこのパーソナルシュレッダーを観察してみました。
最初に目に飛び込んできたのが見た目にもしっかりしていて、値段もお高い上記のタイプのシュレッダーでした。これはパーソナルシュレッダーとはいうものの、ほぼオフィス向け製品と同等の機能や性能を備えたもののようです。紙だけでなくCDなどもカットできてしまいます。職場だと確かに不要になったCD類を処分するのに苦労しますが、自宅ではそんなに機会はなさそうですよね・・・。
次に見た目も値段もパーソナルっぽくなってくると上記のようなモデルになります(これは日立製です)。電源はコンセントから取ります。ちなみにシュレッダーには大まかに分けてまっすぐにカットするストレートカットと、より小さなかたまりに祭壇するクロスカットとという2つの裁断方式があるようなのですが、上記のものはクロスカットです。
店頭で見た時にその次のレベルに位置するのが上記のような機種でした。電池で駆動するものです。上記のものはコンセントからも電源を引けるようですが、店頭でみたものは確か電池だけで駆動するようなものです。これならば文句無しにパーソナルという感じがします。
そして極め付けが上記のタイプで、コンセントも電池も使用しません。カットするのに使用する動力源はあなたの手です。これならば、音もうるさくないでしょうし値段も安いので、買ってみてもいいかなあと少し心が動いたのですが、まあ、変な話、自宅でゴミを作るのにお金をかけるというのもどうかなと思いとどまってしまったのでした。
あちこちのニュースを見ると、パーソナルシュレッダーはかなりの売れ行きを見せているそうですが、本当に個人で買っている人はどのくらいいるんでしょうね。あの売り場を見て少し気になったのでありました。