6/2に発売になったCanon(キャノン)のPowerShot S2 ISですが、近所の電気屋で見てまいりました。いやあ、なかなか魅力的なカメラです。
現在、使用中のデジカメはCanonのG1というもので、2000年の年末にアメリカで買ったものです。既に4年半使用しています。このカメラは今でも大活躍しているのですが、若干、不満があります。まず、シャッターボタンを押してから実際にシャッターが切られるまでのタイムラグが大きい(購入当時から気になっていて、スナップなどはフィルム のカメラで撮影していました)です。また、画素数が300万画素というのも最近のカメラから見ると少し寂しく感じます(サービス版にプリントするなら十分なんですけどね)。
そんなわけで新しいデジカメ を物色中です。希望を挙げると、シャッターのタイムラグが少なく、液晶モニタがCanonで言うところのバリアングル(一般的にはフリーアングル)で、できれば700万画素クラスであることです。
こういう条件で探すと結構、機種は少ないのですが、液晶がバリアングルというのは必須項目です。これがあると混雑したところでカメラを高く持ち上げて撮影することができたり、こちらのケナフの写真にあるようなローアングルの写真を撮ることができます。また、カメラを顔の高さまで持ち上げて撮影すると撮影されているる方が意識してしまって自然でなくなる時は、ウエストアングルで撮ることもできます(隠し撮りじゃないですよ)。
こんな風に探している時にPowerShot S1 ISがモデルチェンジをしてPowerShot S2 ISが発売になるという話を聞きました。これまでS1 ISは候補にも挙がりませんでしたが、画素数が500万画素になったことで少し興味が出てきた次第です。先週、カタログを貰って眺めていたら、なんかとても面白そうに思えてきてしまったのでした。
これまで高倍率のズームに対して全く興味は無かったのですが、カタログを見ていたら子供の運動会や学芸会などで、それまで使用していたフィルムの一眼レフをリプレースできるのではないかと思えてきました。今でも時々、フィルムのカメラを使っています。
6/2には店頭に並ぶだろうということだったので、今日、実機を触ってきました。3分くらいだけでしたが・・・。
まず握ってみて、とてもホールドしやすいカメラだと思いました。最近の薄型カメラとは一線を画するものです。少し前までよく利用していたのCanonのEOS Kiss(フィルム)に似た感じです。起動や終了は早くて快適です。ズームも広角側から望遠側までホント一瞬です。望遠側でも簡単にピントが合ってくれて、背景をぼかした写真なんかも撮れそうです。問題のシャッターのタイムラグもまあ、合格点です。デジカメなので若干のラグは仕方ないのでしょう。バリアングル液晶を内側に閉じると、その上のファインダーからフレーミングすることができます。通常、一眼レフでなければファインダー用の光学系が別にあるので、そこから覗いた構図と実際に撮影される構図には少しズレが生じますが、このカメラでファインダーから覗くと見えるのはビデオのように電子的なものなので、ある意味、一眼レフのようにこのファインダーを使うことができそうです。ストロボは自分で持ち上げないと発光しないようです。勝手に光らないというのは結構重要で、ストロボが光ってくれると困るようなシーンで特に注意することなくシャッターが切れそうです。手ブレ補正もなかなか便利に見えます。一番の望遠側だとかなり手ブレしそうですが、この機能があれば安心してシャッターが切れます。スーパーマクロ0cmというのもすごいです。0cmってレンズに触っちゃうくらい大丈夫ってことですよね・・・。動画については興味がないのでパスです。30fpsの動画も取れるようですが、メモリはめちゃくちゃ食うようです。
個人的にネックになっているのは画素数が500万画素であることですかね。これだけあれば、十分なのでしょうが、デジカメについてはカシオのQV-10の頃からの変遷を知っているだけに、画素数至上主義が身についてしまっているようです。700万画素だったら即買いしそうな勢いですが、500万画素でもかなり揺らいでいます。かなり揺らいでいます。揺らいでいます。
楽天のPowerShot S2 ISの価格チェック
私は、最近、S1を安く購入しました。
320万画素ですが、けっこうきれいですよ。
私のblogに写真を載せているので見てください。
載せている写真は、撮影した元の写真を、1/4にリサイズしてますが、こんなにきれいに撮れますよ。