いきなり冒頭からダンゴ虫の写真で失礼します(写真をクリックすると大きくなると思います)。自宅の庭で、PowerShot S2 ISの0cmまで寄れるというスーパーマクロを使用しての撮影です。撮ったことのある人ならご存知だと思いますが、ダンゴ虫って小さいくせに、意外と足が速いんです。今日はこのダンゴ虫の他にもいろいろとマクロ機能を使って撮影してみましたが、フォーカスブラケティング機能はなかなか便利でありました。ピントを前後にずらして合計3枚撮影してくれる機能です。PowerShot G1では露出をずらして撮影してくれる機能はありましたが、S2 ISではピントまでずらしてくれちゃうみたいです。
で、本題の添付ソフトについてです。
PowerShot S2 ISでは、以下のソフトが付いてきました。MacintoshはよくわからないのでWindows版についてのみ言及しておきます。
- ZoomBrowser EX 5.2
- PhotoRecord 2.2
- PhotoStitch 3.1
- Camera TWAIN Driver 6.6
- Camera WIA Driver 6.4
ZoomBrowser EXはカメラから画像を取り込んで一元的に管理するソフトです。PhotoRecordは印刷用のソフトで、PhotoStitchは複数の写真を合成してパノラマ写真を作るソフトです。この他に画像編集用にArcSoftのPhotoStudio 5.5も入っていました(G1の時はAdobe PhotoShop 5.0 LEでした)
実はG1でもバージョンだけが異なる上記のソフトが付属していました。結局使っているのはZoomBrowser EXだけなのですが、これも使い始めのバージョンが2.4で、その後2回ほどバージョンアップを重ねて今回のPowerShot S2 IS購入前までは4.6を使用していました。最初はお世辞にも使いやすいとは思いませんでしたが、4.6ではそれなりに便利に使わせてもらっていました。
今回、あらたに5.2にバージョンアップすることになるのですが、気になったのはG1でもそのまま使用できるかどうかでした。G1はG1で使い続けることになると思うので、2台のカメラが1つのZoomBrowser EXで使用できなくてはいけないのです。
といっても、どこにもそのような使い方に言及した記述はありませんでした。悩んでいてもしょうがないのでCD-ROMを挿入して「おまかせインストール」しました。古いソフトが入っているのでバージョンアップの確認プロンプトは表示されました。途中、以下のようなエラーメッセージが表示されました。
「パッケージのファイルが不完全なのでサポート部署に問い合わせるように」みたいなエラーでした。これはPhotoRecordのインストールでのエラーです。おそらく今回もまたZoomBrowser EXしか使用しないと思うので何もせずに無視しました。
インストール後、G1とS2 ISをそれぞれ接続しカメラから画像を取り込んでみましたが、今のところ問題なく動いています。これにはちょっと安心しました。S2 ISではUSB2.0をサポートしているので転送が早いです。1枚の画像ファイルのサイズは大きくなったにもかかわらず転送スピードはG1の5倍くらい早くなった気がします。
1点だけ気になるのが、カメラの画像ファイルの命名規則が2つのカメラで同じという点です。ZoomBrowser EXは撮影日毎にフォルダを作成してその下に画像ファイルを展開してくれるのですが、命名規則が同じということは同じ日に2つのカメラを使用してたまたま同じファイル名の画像ファイルになったらどうなるのでしょう? いずれ、S2 ISの撮影枚数がG1に追いつくはずなので、少し心配です。
S2 ISから画像を取り込んでびっくりしたのが、縦横自動回転機能です。G1の時には縦位置で撮影した画像はZoomBrowser EXで回転させていたのですが、S2 ISでは縦横自動回転という機能があってデフォルトではONになっています。これはカメラにセンサーがあって、撮影時のカメラ位置が縦なのか横なのか勝手に判断してくれるというものです。今では当然なのかもしれませんが、最初はびっくりしました。
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