琵琶懸けの松の碑

西武池袋線の秋津駅を出て北口側のいなげやの前の道をずーっと進むと突き当たりに円福寺というお寺があります。曹洞宗のお寺だそうです。こちらのほうにはあまり行かないのでここにお寺があることも最近知ったのですが、何となく訪れたら「琵琶懸け(びわかけ)の松」の碑が飛び込んできました。

びわかけの松の説明(清瀬市)

清瀬市の説明プレートによると、目の不自由な琵琶法師がここの薬師様にお参りし目が見えるようになった時にうれしさのあまり琵琶を松にかけたまま旅立ってしまったとのこと。いつの時代の話か分かりませんが、昔からの言い伝えがそのまま今に伝えられていることにある種の安心感を感じるのでした。

その松がどれなのかあたりをウロウロしたのですが、わかりませんでした。碑が立っていた周辺には松らしきものは無かったのですが・・・。

円福寺 三重塔

円福寺の境内には立派な三重塔が立っていました。一瞬、秋津駅からすぐの清瀬市内にいることを忘れてしまいました。

ちょうど空堀川を渡った所なのですが、その橋の名前が薬師橋でした。なるほど、琵琶懸けの松の話に出てくる薬師様と関係があるんですね・・・。




専業紅木琵琶
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