秋葉原の万世橋近くにある交通博物館が平成18年(2006年)春に閉館するそうです。といっても平成19年(2007年)秋に鉄道博物館と名を変えて大宮に開館するというので、正確には移転ですね。ちょっと寂しいですね。
寂しいので、まったく関係ないのですが、青梅鉄道公園に行ってきました。小さい頃に連れて行ってもらった記憶(というか写真)があるのですが、それから行っていないと思うので30年近くぶりかもです、もしかして。
カーナビにルート検索させたら、国道463号を北上して国道16号を南下して青梅街道というジグザグ走行を推奨してきたので、これは無視して所沢青梅線1本で西へ向かいました。最後の詰めの部分だけカーナビに任せましたが、青梅鉄道公園は予想していたより山の上にありました。
入館料は100円、駐車場は無料です。このご時世、良心的といえます。
園内にはたくさんの蒸気機関車が屋外展示されています。機関車によっては運転台に乗って気分を味わうこともできます。日本で初めての鉄道で使われたという110とかいう機関車も展示されていました。
園内の展示は蒸気機関車だけではありません。なんと新幹線「ひかり」もありました。これには客室だけでなく、運転台にも入れます。好きな人には耐えられないのではないでしょうか。
それにしても不思議です。この青梅鉄道公園は山の上にあって、そこに行くまでは結構細くて急勾配な道を登る必要があったのですが、展示されている蒸気機関車や新幹線はどうやって運んできたのでしょうね。それを考えると夜も眠れなくなっちゃう(ちょっと古い?)。
屋内にはパネルや写真のほか、鉄道模型の展示がありました。この鉄道模型、常時走っているわけではありません。時間が決まっていてその時だけ動きます。それ以外の時間も100円入れると動くのですが、ただでも動くのにお金を入れるのって結構抵抗があります。おもしろいことに、誰かが100円入れると周りの人たちが模型に集まってきます。まあ、考えることはみな同じようです。
園内でちょっと気になったのはトイレでしょうか。古い建物なので男性用と女性用に分かれていませんでした。男性の私でもちょっと抵抗があったので、女性の人は使いづらいトイレかもしれません。
子供たちに一番人気があったのは、新幹線で蒸気機関車はあまりピンとこないようでした。
鉄道マニアにはとっては、きっとすごい場所なんだろうなと思ってみてました。