愛知万博(愛・地球博)へ行った際は名古屋駅前の駅前モンブランホテルというホテルを利用しました。駅前というすばらしい立地の割にはお得な宿泊料が魅力です。
ネット上の掲示板サイトを見ると「狭い」という書き込みが多くあったので覚悟していましたが、実際に行ってみるとそれほど狭いという気はしませんでした。私が利用したのはツインの部屋ですが、ベッドとベッドをくっつけてしまうと大きなベッドが出来上がりますので、親子4人家族で寝てもいいんじゃないかというくらいでした。
ホテルは名古屋駅の桜通口を出て歩いてすぐの所です。こちら側の出口を出ると目の前にはトヨタの本社ビルの工事が行われていました。さすが世界のトヨタです。名古屋駅のツインタワーもすごいですが、これができてしまうと名古屋駅よりもトヨタ本社ビルの方が目立つんじゃないでしょうか。
駅前モンブランホテルのすぐ隣にはコンビニのサンクスがありました。だから、ちょっとしたものは大概ここで揃うと思います。でも、それよりさらに駅よりにはスギ薬局というドラッグストアがありました。ペットボトルのジュースなどが安く売られていますのでスギ薬局が開いている時間内であれば、まずはこちらを見てみたほうが良いでしょう。東京ではスギ薬局というのは見たことがありませんが、あちらでは有名なドラッグストアのようです。万博の会場のトイレにあったトイレットペーパーにはすべてスギ薬局の名前とマークが印刷されていました。このトイレットペーパーですが、万博の会期中ずっとあるわけではなく、最初に30万個協賛し、その後さらに30万個追加で協賛したとスギ薬局のサイトには書かれていました。ちなみにスギ薬局のサイトには
30万個のトイレットペーパーは、長さにすると3万メートルになり、これは今回の愛・地球博の会場を一周し、世界の国々と交流できる空中回廊のグローバルループを約1万2千周できる長さに匹敵するものです
と説明されているのですが、ちょっとわかりにくいと思うのは私だけでしょうか・・・。
話を駅前モンブランホテルに戻します。ホテル内では出会う人の多くが外国人の方でした。それも長期滞在している感じの人が多かったです。ホテルがパソコンを貸し出してくれるのですが、ロビーでそれを使って何か調べ物をしている人たちや、夜、缶ビール(発泡酒の淡麗〈生〉でしたけど)を飲んでいる人たちなど、とても国際色豊かでした。置いてあった荷物の国名を見たらニカラグアと書かれていたりして、ちょうど万博で中米デーが行われていた時なので、万博のスタッフの宿としても利用されているのかもしれません。冒頭の写真にあるよう、入り口から道路にかけて雨よけがあって、それを見た時、何となくマンハッタンのホテルみたいだなあと思っていたのですが、入ったらもっとマンハッタンでした。
ホテル内で朝食をするなら、和食か洋食が選べます。どちらも行って見ました。好き好みはありますが、私はバイキング形式の洋食の方がお勧めです。ビジネス客も洋食の方を利用している人が多かった気がします。
他にも駅前であることの利点として、こんなことがありました。
まあ、どこに価値観を置くかということになるんでしょうが、駅前モンブランホテルが駅前にあるというのは、わざわざホテル名に「駅前」を入れていることからもわかるように、大きな利点になるんでしょうね。