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年賀状のお試し

前回前々回前々々回前々々々回前々々々々回の続きです。そろそろしつこいですね。

この時期プリンタを買うということは、もちろん年賀状作成もその目的に入っています。エプソンやキャノンが独自の素材集サイトなどを作っているのに対してHPではそのようなものを見つけることができませんでした。こちらで、HPのプリンタPhotosmart 3210aを買うときもその点が少し気になっていることを書いています。

その代わりといっては何ですが、HPのPhotosmart 3210には「宛名職人プリンタバンドル2006」というソフトが添付してきました。その名前から私はこのソフトが宛名を印刷するためだけのソフトだと勘違いしていたのですが、実はこれは葉書の両面印刷が可能なれっきとした年賀状作成ソフトでした。説明を見ると「宛名職人2003」をベースに作られていて、最新版で搭載されている新旧住所変換機能や人名外字、イラスト集ディスクなどが無いだけで、基本機能としては必要にして十分のようです。

さっそく(少しだけ)使ってみました。

残念ながら、同梱の紙マニュアルには「宛名職人」についての記述は何もありません。まずは、以下のステップで下準備をすると良いと思います。以下の「」で囲んだ部分は、Windowsの「スタート」から「宛名職人PB2006」というのを選んだ先に用意されています。

  1. まず「お読みください」を読みましょう。このソフトの概要がつかめます。
  2. 「オンラインユーザ登録」からAgenda Net会員というのになりましょう。サポートを受けるのであれば必要だそうです。最初のプログラム起動時に登録することもできます。
  3. 「Web会員登録・変更」からWebサービス会員の登録をしましょう。これを行うと宛名職人からインターネット上のテンプレートや素材を利用することが可能になります。Net会員とは別というところが間違いやすいので注意です。

以上で準備は終わりです。ちなみに、同じところに「宛名職人マニュアル」という名前でPDFのマニュアルがありますので、必要に応じて参照すると良いでしょう。

宛名職人を起動します。起動は先ほどの場所から「宛名職人」を選択です。「宛名面を作る」と「裏面(宛名面の裏)を作る」と「外部ファイルを読み込む」の3つのタスクのどれを行うかを選択する画面が出るので、今回は一番気になる裏面作成を試して見ました。宛名職人というくらいなので、宛名面印刷は得意だろうという予想です。

裏面作成の画面では、画面上部に処理の流れが表示されます。この処理を左から順に実施していけば良いようになっているので、特にマニュアルが無くても進められます。テンプレートは標準で添付されているもののほか、インターネットからダウンロードできます。インターネットからダウンロードする場合、先のWeb会員のログインが必要となります。まちがってNet会員のIDを入れてもログインできません(同じ、IDとパスワードでもWebサービス会員登録は必要です)。

テンプレートははっきり言って少ないです(ここで言うテンプレートは既にデザインが完成したものを意味しています)。ただ、そのテンプレートに住所と名前を書いて印刷するだけの人ってどのくらいいるんでしょう。普通は背景を選んで、写真を選んで、イラストを選んで・・・という風にオリジナリティを持たせると思います。インターネットからの素材のほか、外部ファイルも好きなように取り込めるので、このテンプレートの少なさは特に問題にはならないだろうというのが私の考えです。

写真の取り込みには感激しました。写真をハートマークに取り込んで輪郭をぼかすなんてことが3ステップでできました。快適です。

おそらく私の場合、背景を選んで、写真を中心に添えてお決まりの言葉と住所氏名を選んで、余白に少しイラストみたいなことをすると思うので、以上が確認できた時点で「今年は宛名職人で」という結論に達した次第です。ちなみに上の画面は試しに10分ほどで作成したものです(センス無い〜)。

これまでは幾ばくかの良心の呵責から宛名面だけは自筆で記述してきましたが、今年はPhotosmart 3210aで自動両面印刷もできることだし、宛名職人に任せてみようかとも思っています。ただ、この際、問題となるのが住所録でしょうか。宛名職人には他の年賀状ソフトの住所録からのインポート機能のほか、CSVファイルからのインポートもできる機能がありました。私の手元には元々Outlookで管理していた住所録とそこからエキスポートしたCSVファイル、また、MySyncへ中途半端に移行したデータくらいしか無いので、CSVを経由してのインポートしかありえないのですが、CSVでのデータ移行って結構思い通りに行かないんですよね。何か共通の住所録インフラみたいなものはないのでしょうか。住所録に関してはいつも味わう悩みです。

そういえば、余談ですが、今年の年賀はがきにはインクジェット紙のほか、光沢の写真用はがきが全国的に販売されるらしいですね。興味はありますが、そこまでしなくても良いかなあ、などといろいろと考えているところです。

例年、これから年末までが早いんですよ・・・。