道の駅 みょうぎ

群馬サファリパークをあとにして車は一路、妙義山のふもとにある道の駅みょうぎへ向かいました。上信越自動車道の松井田妙義ICからすぐのところですので富岡ICからだと2つ先のICになりますが、群馬サファリパークからだと一般道でも30分程度でした。あとで地図を見たら世界遺産への登録運動が行われている富岡製糸工場のすぐ近くを通ったようです。立ち寄れなかったことを少し後悔しています。

妙義山は赤城山、榛名山と並んで上毛三山と称される山です。岩肌が露出した景観は一度見たら忘れられない姿です。母方の田舎が長野県上田市にあるので、昔から碓氷峠を越えるたびに妙義山は身近に感じていましたが、今回ほど間近に見たのは初めてです。紅葉シーズンということもあって多くの人たちでにぎわっていました。

その昔、旧建設省が道の駅の構想を発表したときにはそんなものはうまく行くはずがないと予想していたのですが、この予想は完全に外れました。どこの道の駅に行っても大盛況なので驚いています。ここ「みょうぎ」もそうでした。物産センターのレジには長い列ができていました。

妙義ふれあいプラザ もみじの湯

この道の駅から車でさらに1、2分上ったところに妙義ふれあいプラザ「もみじの湯」があります。妙義町立ふるさと美術館と隣接していて、開放感あふれる高台の上に位置していました。入浴料は大人500円に小人300円です。

妙義ふれあいプラザからの展望

ここの温泉は館内の掲示にある通り、湧出量が少ない(毎分11.4リットル)ため加水し、源泉温度が26.6度と低いため41度まで加温し、塩素系薬剤(サンクロン)を使用して循環しています。これだけ見ると温泉としてはあまり魅力はないかもしれませんが、浴室(特に露天風呂)からの展望は最高にすばらしいです。すぐ裏には妙義山が、そして反対側には関東平野が一望です。この展望だけでも行く価値のある温泉だと思います。

案内によると妙義山は登れるんですね。岩場が多く上級者向けとのことですが、今回の旅行で興味を新たにしてくれました。