自宅で使用しているVHSビデオデッキが故障してしまいました。まだ3年しか使っていないのですが、テープがほぼ100%からまるようになってしまったのです。ビデオデッキによくある故障の一つですね。
ビデオテープの資産がまだ手元にあるので故障して使おうかとも思ったのですが、電器屋さんで聞いてみると修理代は最低でも1万円はかかるとのことでした。ネットで検索するとピンチローラーの部品だけを取り寄せて自分で修理するという手もあるようですが、そこまでできる自信もありません。
次に考えたのがこれを良い機会として、HDDレコーダーを購入するという考えでした。でも、VHSのデッキが内蔵しているものとなると予期せぬ出費としてはとても高くなってしまうのでした。HDDの無いVHS付きDVDレコーダーという選択肢も2万円代であるにはあるのですが、この時期それを買うメリットがあるかといえば無いでしょうね。DVDへの録画であればやろうと思えばPC上でもできますし。
最終的にはVHSデッキを修理代の1万円より安く買うという結論に達しました。調べてみると安いデッキは色々とあるにはあるのですが、故障による買い替えなのでできれば名前の知られたメーカーにしておきたいという思いがありました。
そして、購入したのがSONY製のSLV-NX15です。ベスト電器の通販で9,400円で購入しました。この9,400円には送料も含んでいますのでお買い得だと思っています。
手元にあるビデオテープを見たり、新しくテレビの録画をしたりと普通の用途にはこれで十分です。Gコード予約ができないのが残念ですが、リモコン片手にテレビ画面を見ながら予約するのもそれほど面倒ではありませんでした。必要にして十分な機能と操作性は備わっています。本体側で操作する場合、丸いボタン(プレイバックダイヤル)を押すと再生になり、左に回すと巻き戻し、右に回すと先送りになります。これってSONYのジョグダイヤルを意識しているのかもしれません。
一応、売りの機能もあります。リプレイ機能とチャイルドロックです。リプレイ機能は、見逃した場面を何秒間か巻き戻して再再生してくれる機能です。巻き戻しボタンを押せば済むのでそれほど便利な機能ではありません。一方チャイルドロックは、電源ボタンの長押しで作動しロック中はビデオの操作が制限されます。テレビ番組を予約しておいたのに子供がボタンを操作したばっかりに録画がされていなかったなどいう事故を未然に防ぐことができます。まだ使ったことはありませんが、これは結構便利かもと思っています。
それにしても修理代が1万円からというのは何とかならないでしょうかね。これじゃ修理して使いたくても使えないです。「冷蔵庫の故障」で書いたように、アメリカでは電力会社(日本で言うところの東京電力とか)が家電品の故障時に修理をしてくれる保険みたいなサービスをしてくれてました。日本でも昔よりは修理して使い続けたいという人が増えているのではないかと思います。東京電力でも同じようなサービスを始めてくれたら良いのですが・・・。そういえば、東京ガスは自社で販売した製品に限りこういうサービスをやってますね。