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これまで毎冬、大活躍してきたコロナの石油ファンヒーターGT-C30Y(写真左)が不調になってしまいました。運転後しばらくするとE4のエラーコードを表示して停止してしまうのです。本体の説明を見るとE4エラーはE0、E2エラーと同じくくりで以下のように書かれていました。
点火時および燃焼途中で消火しました。オイルフィルターや固定タンクにごみや水がたまっていないか確認後、再度点火操作をしてください。処置後もE表示する時は、修理が必要です。
素人目には書かれていることを確認しましたがエラーは無くなりませんでした。ということは修理です。修理をするとおそらく同じ値段で新しいものが買えてしまうのはビデオデッキと同じでしょう。また、修理中に暖が取れなくなるのも問題です。
実は、このコロナの石油ファンヒーターは98年製で、既に7年使用しています。かなり気に入っていたのですが、これだけ使用できれば元は取ったというのが正直な感想です。
とうことで、これを機会に新しいものを購入しました。ダイニチ工業のFW-321S(写真右)です。
特に今度はダイニチのファンヒーターを買おうと思っていたわけではありません。2枚目の左側の写真にあるよう、コロナの「よごれま栓」はかなりすばらしいアイデアで、今度もコロナかなと思っていたのですが・・・。ダイニチのFW-321Sが1万円弱で出ていたため、価格にひかれてしまいました。
ただ、買ってみてからダイニチのファンヒーターもすばらしいことがわかりましたので、少し感じた点を書いておきたいと思います。
コロナの「よごれま栓」ほど洗練されてはいませんが、ダイニチの石油タンクも手が汚れないような配慮がなされていました(2枚目写真の右側)。給油汚れんキャップと呼ぶそうです。キャップをまわす必要はありますが、手が汚れないのはうれしい配慮です。
時間延長警告時や給油が必要な時にメロディで教えてくれます。これは電子音に変更することもできますが、このメロディにつられて子供が近寄ってきてボタンを押してしまうのは予想外でした。でも、チャイルドロックがあるから大丈夫です。ダイニチのQ&Aコーナーによるとチャイルドロックの使用者割合はかなり少ないようですが、安全のために必要な人が少数でもいればこの機能は提供すると書かれています。このQ&Aからは他にもなるべく安全サイドに倒そうとするダイニチのポリシーが感じられます。一読をお勧めします。
ボタンが本体に斜めについているのも良かったです。前の機種の場合、犬が前足を本体に載せることでスイッチが操作されてしまうことがあったのですが、それが無くなりました。
メーカーによる保証が3年もあります。冬のシーズンだけしか使わないものですから、1年保証といっても実質は3ヶ月保証くらいの意味しかもちません。その点からしても3年はうれしいです。
そして、その3年保証を出せるのもこのファンヒーターが「日本製」であるからではないかと思います。バーチャル工場見学で勉強させてもらいましたが、大事な部品は自社で製造しているとのことです。ここからもこだわりが感じられました。
そういえば、ダイニチのファンヒーターはブルーヒーターと言います。どこかで聞いたことのある名前だなと思っていたら、学校などで使われていたものでしたね。私が小学校で最初に使ったものはエントツが必要な石油ストーブでしたが、いつ頃からかこのブルーヒーターに取って代わられたような記憶があります。
壊れないで長持ちして欲しいと思っています。
家電製品として一般家庭にあるものとして、ここまでのシェアを大手家電メーカーに相手にとっているってすごいことですよ。とくに大きいサイズのヒーターとしてのブルーヒーターは多くの学校で採用していますが、それもダイニチ工業です。
管理人は嫌いかも知れませんが、今年の冬は寒くなりそうで、ダイニチ工業の株価も急騰しています。相当なものです。こういう地道な専門メーカーには健闘してもらいたいです。