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交通博物館の中にある機関車

神田明神で初詣をした後は交通博物館へ行きました。子供の頃は良く行った記憶がありますが、1921年(対象10年)に東京駅北側の高架下に開館して以来、既に80年以上の歴史があります。青梅鉄道公園に行った時にも書きましたが、この交通博物館は今年(2006年)の5月14日に閉館します。そして、2007年10月14日(鉄道の日)に鉄道博物館として再出発します。場所は、大宮(さいたま市)に移ります。

交通博物館の駐車場待ち

神田明神からは車で3分くらいの場所ですが、秋葉原の初売り目当ての人手のせいか近隣の駐車場に空きが無く、満車の交通博物館駐車場を待つことにしました。500円です。結局、20分くらい待ちました。

館内は私の記憶よりも広く感じました。館内は子供たちが楽しそうに駆け回り、電車が好きそうな大人だけの人もちらほら見かけました。でも、一番電車が好きなのは館員の方々のようにも見えました(笑)。いろいろ展示物はありますが、人気があったのは電車の運転席のシミュレータと鉄道模型でした。

昔なつかしいメダル製造機も結構人気がありました。アメリカのように本物のコインを加工するのではなく(日本では犯罪です)、メダルを買って文字を打刻するタイプです。

きかんしゃやえもんのモデルになった1号機関車

個人的な一番のお目当ては「きかんしゃやえもん」のモデルになった1号機関車(重要文化財)を子供に見せることでした。松井小学校の図書館でやえもんの本を見かけてからすぐにこの絵本を手に入れたのですが、子供も気に入ったようでした。当の子供はいまいちこの1号機関車がやえもんと繋がらないようで、後ろの客車に載せられた人形ばかりを気にしていましたが、この機関車は日本最古の機関車なのだそうです。1872年(明治5年)に新橋〜横浜間で鉄道が開業した時にイギリスのバルカン・ファウンドリー社から導入した車両の一台で、まさに1号機なのです。

お正月でお飾りをつけてもらったやえもんの声が聞こえてきそうです。

おれだってしゃー
わかいころにはしゃー

このやえもん、1号機関車は大宮にオープン予定の鉄道博物館の収蔵資料紹介にももちろん名を連ねています。今度は大宮でお会いしましょう。