東京ムツゴロウ動物王国へ行ってきました。フジテレビ系列で「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」という番組が定期的に放送されていましたが、あの舞台となった北海道の動物王国(の一部?)を東京に移転したものです。エキノコックスの問題などもあったようですが、既に開園して1年以上が経過しています。
場所は東京サマーランドのファミリーパークというエリア内になります。そうです、東京セサミプレイスと同じ日に行ったのです。東京セサミプレイスと東京ムツゴロウ動物王国は駐車場を挟んですぐお隣です(標高差で言えば東京セサミプレイスのほうがかなり高い所ですが)。ペットは持ち込めないため自宅の愛犬を車の中に残してゲートをくぐりましたが、ゲートの先には犬がいっぱいしました。不思議な感覚です。
お正月ということでメインステージと思われる青の広場ではお楽しみ抽選会が開かれました。といってもステージの中央には音響用の機材が並べられステージ本来の使われ方はしていません。実際の舞台は舞台下の地面の上に丸く並べられた木のイスの中でした。動物王国らしいアットホームな感じです。
当選番号はディスクを使って決めました。番号が書かれたディスクを投げ、王国のワンちゃんたちにキャッチさせます。ちょうどくわえた所の数字が当選です。当選した方の一人は小平市からいらした方のようでしたが、司会の女性が「コダイラってどこですか? 東京ですか?」と聞いていたのが印象的でした。あきる野市にいて小平市を知らないってことは、やっぱり北海道から移り住んできた方なんでしょうか・・・。
園内中央、昔はサマーランドの遊戯物であったのであろう水しぶき系乗り物の柵をうまく利用して「石川百友坊」というのがありました。動物王国の古株石川さんによるものです。犬や猫がフラフラしていてまさに動物王国です。
実はここに気になっていたものがありました。題名にもある「アオちゃんとごはんちゃん」です。この動物王国に来る前日、たまたま見たテレビ番組「ブロードキャスター」のお父さんのワイドショー講座で紹介されていたのです。アオダイショウのアオちゃんにエサ用として与えたハムスターがエサとして食べられずにお友達になってしまったというお話です。番組内では「ともだちなのにおいしそう」の「あらしのよるに」と絡めて紹介されていました。
10月から一緒というので、アオちゃんも寒さで食欲が無いだけではないのかとも思いますが、そうだとすると暖かくなってからのパクっていう瞬間があるんじゃないかと心配です。見たくないです・・・。それにしても不思議な光景でした。
石川百友坊からさらに少し歩くと「馬の丘」というのがあります。青の広場でのイベントの時間の関係で入り口までしか行けませんでしたが、乗馬などをさせてくれるようです。パンフレットによるとここでは馬肉と牛肉を使った中華風バーガーの販売が行われているようです。一瞬、「えっ」と思いましたが、牧場に肉屋が併設されているのと同じでしょうか・・・。
昔から動物王国へ行ってみたかったけれど北海道だからあきらめていたという東京在住の人はぜひ行ってみると良いと思います。ただ、動物が何かをしてくれるという過度の期待を抱いて行ってはダメです。そういう路線に走ってしまったら、既にそこは動物王国では無くなってしまっているはずですから。