所沢航空記念公園(2006/1/15)

先週末の日曜日(1月15日)は天気予報が3月上旬の暖かさと言っただけあって暖かい1日でした。

ちょっと前に「お正月のなごり」なんていうのを書きましたが、なごりどころかこの日の航空公園ではたくさんの凧が空を舞っていました。風が適度に吹いていて凧揚げには最適の日だったようです。

ぱっと見た限りさすがに和凧は無く、どれも三角の凧でした。今でもゲイラカイトと呼ぶんでしょうか。私の世代はまだ自分で竹ひごと和紙で和凧を作ったことのある世代です。その後、ゲイラカイトと呼ばれる凧がアメリカから上陸し、凧揚げといえばゲイラカイトになってしまいました。

ゲイラカイトは昨年、日本上陸30周年を迎えたそうです。ゲイラカイトといえば目玉の模様ですが(なぜだろう?)、今でもこの定番モデルは売られていました。とても懐かしいです。

ところでどうしてゲイラカイトと呼ぶのだろうと思い、少しアメリカの製造元のサイトを見てみました。それによると、ゲイラ(Gayla)というのは単なる社名でした。つまり「ゲイラの凧」、日本で言えば「サクマドロップス」とか「ヤマサのめんつゆ」と同じことになります。ということは、ゲイラ社が作っていない凧は形が同じでもゲイラカイトではないということですね。テキサス州のヒューストンにある会社ですが、カナダ、スペイン、オーストラリアにも支社があるようです。凧と風船で有名な会社のようですが、それ以外にも素朴なおもちゃ類などを扱っています。余計なお世話ですが、ホームページの作りも素朴です。

ゲイラカイトについて調べていたら、また目玉のゲイラカイトが欲しくなってしまいました。ちなみに日本でゲイラカイトを売っているのはタカラの100%子会社であるAGという会社です。

また、最近ではバイオカイトと呼ばれる凧もあることを知りました。左右対称であればどんな形状でもOKで、そよ風でも揚がるそうです。なかなか興味のそそられる凧です。機会があればさわってみたいと思っています。


楽天のバイオカイトを見てみる