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Hisense社のベビーセンス(Baby Sense)

先日、とある病院の新生児室で上の写真のような装置を見かけました。赤ちゃんが寝ているベッドの枕元に設置され、時々ランプが点滅していました。とても興味がわいたので、写真を撮って帰りました。

帰ってしらべたところ、これはイスラエルに本拠を置くHisense社というところのBaby Sense(ベビーセンス)という機械でした。

あとでわかったのですが、最初から日本語で「ベビーセンス」と検索すれば日本での紹介例や病院での使用実績などのページがたくさんヒットしたのですが、Baby Senseで検索していたためイスラエルの会社のページにたどりつくまでだいぶ時間がかかってしまいました。

そこの説明によるとこの装置はSIDS(乳幼児突然死症候群)を防止するための手助けをしてくれる機械だそうです。写真のモニター装置のほか、ベビーベッドとマットレスの間に挿入するパッドから構成され、赤ちゃんの動きや呼吸を監視します。呼吸が20秒間検出できないか、1分間に10回以下のペースに落ちた時はアラームが鳴る仕組みです。

同サイトにあるTestimonies(証言)のところにはこの装置で危機を免れた人たちの言葉が紹介されています。どの事件も夜中の2時から4時くらいの出来事で、助かった赤ちゃんはホントに良かったと思います。

イスラエルというと軍事機密とか暗号技術に強いというイメージがあるのですが、民生品でもこのような商品が世界に向けて出荷されていたのですね。知りませんでした。サイト上に輸入業者が紹介されている国は、オーストラリア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、ハンガリー、韓国、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェイ、ポーランド、スロベニア、南アフリカ、スウェーデン、台湾、英国と多岐に渡り、日本ではAVSという会社が輸入元となっています。ただ、残念ながらAVSのサイトにはこのベビーセンス(Baby Sense)の紹介はなさそうです。

まだ一般家庭ではこの装置の使用を見たことはありませんが、今後は普及していくのかもしれませんね。日本でどうやって買うのかわかりませんが、Hisense社のサイトに紹介されていたここならWorldWideに出荷してくれると書いてあるので日本にも出荷してくれるんでしょうね・・・きっと。