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昔、缶コーヒーのことを「100円玉で買える温もり」と歌ったのは尾崎豊でしたが、今では100円では買えなくなってしまいました。ところが、100円+税金で買える「Made in USA」はあるんです。
自宅浴室の電球が切れてしまったのでマミーマートの中にある100円ショップ、ダイソーに買いに行きました。200円とか500円とか100円以外のものも販売していますので、厳密には100円ショップとは呼ばないのかもしれませんが、総じてお得感があるお店です。
最近では、電球と比較して電気代が5分の1くらいになる電球型蛍光灯が幅を利かせてきています。そして、蛍光灯の欠点であったすぐに明るくならないとか、暖かい光を出さない点もどんどん改善されて来ています。その流れで普通の電球は100円ショップでも売られるようになってしまったのでしょう。
ダイソーに置かれていた電球は、日立ライティング株式会社製のものでした。そして、下の写真の通り、この電球がなんと「Made in USA」だったのです。100円ショップというと「Made in China」のイメージが強いのですが、アメリカ合衆国で製造されて100円ショップで販売される商品もあるんですね。
販売されている電球は、ソフトシリカ球とクリアタイプ球の2つです。電球がシリカ粉で覆われていてソフトな明かりを発するのがシリカ球で、透明なのがクリアタイプ球です。そして驚くことにソフトシリカ球のほうは2つで100円でした。日立ライティングのPDF資料によるとソフトシリカ球の希望小売価格が160円でクリアタイプ球が180円なので、このコストの差がクリアタイプ球を2つセットにできない違いなんだろうと思います。
それにしても「Made in USA」の日立ブランドの2つセットの商品が100円ショップで買えるとはすごい時代になったなあと思いつつ、道を挟んだノジマに行ってみたらさらにびっくりするものが売られていました。なんと、三菱オスラム(三菱電機とドイツオスラムの合弁会社)のホワイト球が2つセットで98円でした(さらに3%のポイント還元)。さすがにこちらは「Made in China」だろうと思ったら、失礼しました。「Made in Japan」でした。
ますます、わからなくなりました。電球って中国生産していないのでしょうか・・・。そんなことは無いと思います。
自他共にオンリーワンを認める細渕電球の電球や、浅田電球製作所の国内唯一と言われるエジソン電球であれば、コスト以外の付加価値から自信を持って「Made in Japan」もわかるのですが・・・。不思議な世界です。
別に「Made in China」にして欲しいとか、逆に「Made in China」が悪いと言っているわけではありません。でも、同じ価格で勝負できるのであれば、国内の製造業者にがんばってもらいたいというのが率直な想いです。
何があったのでしょう・・・?