「いぬのえいが」という映画を見ました。
別に「男たちの大和」「いま、会いにゆきます」に続いて、中村獅童さんつながりを意識したわけではありません。子供がレンタルしてきていたので、私は夜、コソっと見たわけです。
この映画は、6人の監督による11のお話からなるオムニバス形式です。あっという間に終わっていしまうものや、しっくり見せるもの、完全にお笑い、また変なものなど、色々な物語が楽しめます。それぞれの物語が相互に関連する箇所も結構あるのですが、作品の作りがそれぞれ違うので、あまり関連があるような感じ方はしませんでした。
そして、この映画は見る人によって好き嫌いがはっきりしそうな気もします。私自身は・・・判断が難しいです。もともとオムニバス形式の映画は映画を見た気がしないので、自分から進んで見ることはあまりしません。その時点で既に私の中ではマイナスですからね・・・。
ただ、一つだけ心の底から笑えるお話がありました。中村獅童さん演じる広告会社の人がドックフードのCMを作る話です。ステークホルダーの意見を取り入れていくたびにCMがめちゃくちゃになっていく過程がサイコーです。こちらの予想通りに展開するにもかかわらず、笑わずには要られません。あの笑い、昔のスネークマンショーを思い出してしまいました。