「W41CA カメラの夜景モード」の続きです。
私の通勤途中は読書の時間なので、音楽を聴くという習慣はありません。聞くとしてもラジオなんですが、W41CAにはLOVE COOKなので(子供が購入)、とりあえずここから1曲「SMILY」を入れてみました。でも、通勤途中に周りの人に聞こえてしまうと恥ずかしいので、クラシックから「モルダウ」などを入れてみました。そしたら、曲の音の強弱が激しすぎてクラシックは少し不向きなことがわかりました。ならば、古い目のところで佐野元春の「ガラスのジェネレーション」を、と入れたところで私の専門はレゲエであることを思い出してBob Marleyの「No Woman, No Cry」を入れました。えい、ココまで来たら色々なジャンルを試してみようと最後に鶴田浩二が歌う軍歌「加藤部隊歌(加藤隼戦闘隊)」も入れた状態が上の写真です。
LISMO搭載のケータイをiPodに例えるならば、iPodとPCを連携するソフトiTunesに該当するソフトがau Music Portというソフトになります。ケータイとPCの接続はUSBで、ケータイ固有のUSBドライバのインストールだけは事前に行っておく必要があります。その後は、難しい設定も無く接続できるのですが、ケータイ付属の紙マニュアルにはPCとの連携に関する記述はほとんどありません。最初に何をしたらいいのかわからず途方に暮れる人がいるかもしれません。そういう時は付属のCD-ROMに入っているPDFのマニュアルを見ましょう。
au Music PortはMySync Suiteを使っていた私からすると雰囲気がとても似ているものでした。「ケータイWatchの「LISMO」開発者インタビュー」を読むと、MySync Suiteの既存のリソースを元に開発をしたとあるので納得です。MySync Suiteにない機能は音楽関連の機能と、ケータイのeメールの読み書き機能(待ち望まれた機能でした)です。これ以外の写真、アドレス帳、スケジュールのデータのやりとりはどちらも同じです。ただ、私の使い込みが足りないだけかもしれませんが、MySync Suiteでしかできない機能として、上記に該当しないファイル(HTMLとかWordとかテキストファイルとか)をPCとケータイでやりとりする機能がありました。ちょっとしたテキストファイルをケータイに持っていって通勤途中に参照したいと思っていた私は、この機能だけのためにMySync Suiteを起動するのは面倒だなと思っていたのですが、そんなちょっとしたファイルの転送は、赤外線通信を使えば簡単なことがわかりました。Windows XPの場合ですと特に特別なソフトをPCにインストールすることなくケータイとPCでファイルの送受信ができました。これはかなり便利です。
話がそれましたが、au Music PortでCDをリッピングするには「CD読み込み」ボタンです。HE-AACとかいうコーデックだそうです。この「CD読み込み」ボタンの横には「ケータイへ転送」というボタンがあって、これを押せばケータイに送られるのかと思ったのですが、我が家のPCでは何もおこらず、さらにその横にあった「シンクロ」ボタンを押すことで曲がケータイに転送されました。今、我が家のPCに入っているau Music Portのバージョンは1.05ですが、つい先日、1.06というバージョンが出たようです。音質の向上の他、何かバグフィックスが行われているようなので、入れてみようかと思っているところです。
ケータイのau Music Playerでは、イヤホンの効果を色々と変更することができます。Normalのほか、Rock、Pops、Classic、Club、Stadium、Hallが選択肢としてありましたが、あまり耳の肥えていない私には「なるほど」ということくらいしかコメントできません。びっくりしたのはイヤホンの「ほかスピーカーでも曲を聞くことができる点です。もちろん、ケータイのスピーカーですから音質をとやかく言うものではありませんが、こちらもNormalのほかStereo Wideという効果が選択できます。Stereo Wideにすると若干、エコーがかったように聞こえるのですが、これを選択して「加藤部隊歌」を聴きながら歩くと、さしずめ右翼街宣車に乗ってる気分です。