「W41CA きかんしゃトーマス 動画」の続きと言えば続きです。「W41CAで試すEZ FM、EZテレビ番組ガイド、ケータイアップデート、他」で少し書いた通り、やっぱりモバイルSuicaを使ってみたくなり、新銀行東京のカードをVIEWカードに切替中だったのですが、そのカードが届きました。1ヶ月かかりました。新銀行東京はメインの銀行ではなかったので問題ありませんでしたが、カードを切り替える時には古いカードを返送する必要があるので、1月キャッシュカード無しで過ごすとなると少し面倒だったかもしれません。
まあ、ともかくモバイルSuicaを始めるのに必要なVIEWカードが手に入りましたので、W41CAを使用してモバイルSuicaユーザの仲間入りをすることにしました。
前にも書いたようにモバイルSuicaのVIEWカード縛りには非常に抵抗感があったので、ちょうど定期の更新時期に合わせていつものクレジットカードで定期券の更新を行ってからモバイルSuicaに移行させることにしました。VIEWカードが届いた夜には、パソコンからモバイルSuicaの会員登録だけを済ませ(これを行っておかないと、ケータイからたくさん情報を入力しなければならなくなります)、翌朝、駅で定期券の更新を行いました。この時点で定期券の有効期限はまだ10日ほど残っていたのですが、2週間前から更新できるのでタイミング的にはちょうど良かったことになります。ちなみに、モバイルSuicaの会員登録では、「秘密の質問」の登録を要求されますが、その一番最初の質問として「好きな電車」というのがあったのには笑いました。
実際のの申し込みは職場でお昼休みに行いました。すべて携帯電話からだけの操作です。最初にSuica設定アプリをダウンロードしてFelicaの初期設定を行います。これを行うとICカードに何やら領域を設定するそうで、モバイルSuicaを利用しなくなってこれを解除するにはauショップに出向く必要があるそうです。その後、モバイルSuicaアプリをダウンロードして、パソコンから登録しておいたIDでログインして設定します。最後に定期券の情報を移しておしまいです。これまで使用していたSuica定期券はこの時点で使えなくなり、ケータイの定期券が有効になります。しかし、SuicaにチャージしてあったSF(電子マネー)は翌日になって、一度ログインしなおさないとケータイに移されませんので注意が必要です。上の写真は翌日、ログインして電子マネーが使えるようになった状態です。
さて、モバイルSuicaの設定にかかったパケット代についてです。表示上は、最初のアプリのダウンロードが90KB、次のアプリが390KKB(途中の表示では410K)でした。その後のアプリ起動中に「最大150KBの通信を行います」の表示を2回見ましたし、定期券の移行では60KBの通信を行うと表示がありました。そして、翌日、実際のパケット使用量を確認したところ、なんと7,000パケットでした。ダブル定額ライトに入っているので12,500パケットまではミニマムチャージの1,000円に含まれますが、一月の半分以上が昼休みの30分くらいで無くなってしまいました・・・。ダブル定額ライトの場合1パケットが0.08円なので560円かかったことになります。果たして、これはどう評価してよいものやら・・・。
さらに少々怖いのは、モバイルSuicaのアプリを起動する度に「最大150KBの通信を行います」という注意が出てくる点です。これは、ダブル定額ライトでいえば96円の通信代に相当します(150 * 1024 / 128 * 0.08)。常にこの最大の通信が行われるとは思いませんが、ちょっと利用履歴を見るだけでもそれなりにパケット代がかかるということは、やっぱりビクビクしますね。WIN端末の場合、パケット代は定額の上限で使わないと楽しく過ごせないのかなあなどと最近感じています。
改札の通過はこれから新しいスタイルを模索中です。昔の磁気定期券の時は左後ろのズボンのポケットにある定期入れを左手で取り出して右手で定期だけ抜いて改札機に入れていました。その後、Suicaになってからすべてを左手で行うスタイルに変わりました。モバイルSuicaでは、通常は不正使用されないようにFelicaロックしているものを解除する必要があるので、少し手間がかかります。右手でケータイを取り出し十字キーの右を長押しして暗証番号を入力、そのまま右手でケータイを包み込むように持ち、ケータイと改札機の間には指が入るようにしてかざすスタイルになりそうです。改札機の少し手前から右手に丁度よくケータをもっておかないと、ケータイ本体やストラップを改札機にぶつけそうになるので、慣れるまで少し時間がかかりそうです。
将来的にはモバイルSuicaに年会費をかかるそうなので、そこまでして使うだけの価値があるものなのか、まずは半年間試してみたいと思います。