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あけぼの子どもの森公園

 飯能にある「あけぼの子どもの森公園」に行ってきました。飯能市の阿須運動公園内の市民体育館に隣接する形で作られている公園です。

 この公園のすごいところは、なんとトーベ・ヤンソン氏のムーミンの世界をモチーフとして作られている点です。地形をうまく利用してムーミン谷が実際に再現されています。そして、この後何枚か写真を載せますが、すべて無料というのもすばらしいです。

ムーミン屋敷

 子供たちに一番の人気はやっぱりこの「ムーミン屋敷」でしょう。とても魅力的な外観をしていますが、入るまでは中は狭いのだろうと思っていました。ところがびっくり、中はとても広いです。地下室もあって、居住空間はたっぷりあります。

ムーミン屋敷の内部

 インテリアは木を生かした温かみを感じる作りで、暖炉などもありました。屋外には薪も積んでありましたので寒い季節は実際に使ったりもするのでしょう。ムーミンパパこそ出てきませんが、子供だけでなく人間の大人たちもワクワクしながら内部を探検している感じがよく伝わってきました。私もその一人です。

ムーミン谷の滝と川

 屋外に出ると、山の谷間から小さな滝が流れ落ちています。水の流れは見晴らし橋の下をくぐり、ムーミン屋敷の横を抜けて、その先の池に流れ込みます。

水あび小屋

 この池の中にはこんな建物が建っています。水あび小屋だそうです。スナフキンこそいませんでしたが、釣りをしている人がいました。もう気分はムーミン谷の仲間です。池の周りの斜面にはカタクリに似た花もポツンポツンと咲いていました。

森の家の資料

 このほかに大きな建物が2つほどあります。一つが子ども劇場で、もう一つが森の家です。子ども劇場は、事務所も入っている建物で広い空間があってイベントに使われるようです。森の家は、トーベ・ヤンソン氏の資料館になっていました。もちろん、ムーミンに関する本がたくさんありました。

日豊鉱業のトロッコ

 これだけの公園を無料で使わせてもらうと何かとても得した気分です。最後に公園には関係ありませんが、上の写真についてです。公園の敷地に隣接して日豊鉱業という会社がありました。この一帯で、亜炭を採掘しているそうです。このような場所でそのような採掘が行われていることは知りませんでしたが、何気なく撮った上の写真にあるトロッコは一部の鉄道マニアにはかなり魅力的に見えるものだそうです。帰ってからネットでそのことを知ってびっくりしています。