最近、クリントイーストウッド監督が撮影中の「硫黄島からの手紙」に関して検索サイトから飛んでくる方が大勢いらっしゃるようです。しばらく前にキャストの発表があった日から2、3日も同じように多くのアクセスをいただきました。この時はどうやら、二宮和也さんのファンの方がたくさんきたみたいです。ブログを検索したら渡辺謙さんよりも中村獅童さんよりも二宮和也さんの方が話題性があったようです。
最近はなぜ「硫黄島からの手紙」で飛んでくる方が多いのかわかりませんが、3ヶ月くらい前に手に入れていて見ずに寝かせてあった「硫黄島の砂」という映画があることを思い出させてくれました。たまたま行った本屋さんに「水野晴郎のDVDで観る世界名作映画」というシリーズがあって、その36が「硫黄島の砂」でした。驚くのはその価格で、なんと500円です。レンタルするのとさほど変わりません。他にも私の好きな映画としては誰がために鐘は鳴る」なども500円でした。
さて、なぜ「硫黄島の砂」なのかですが、「硫黄島の星条旗」を読んだ時に書いたように、実際に硫黄島の擂鉢山に星条旗を掲げたがために大きく人生が変わってしまった若者3人がこの映画にスポットで出演しているということで、それを見てみたかったというのが一番の理由です。
映画はジョン・ウェイン演じる軍曹ストライカーの下、厳しい訓練を積んだ海兵隊員たちが、タラワ上陸を経て、硫黄島への上陸を果たすまでの物語です。激しい戦闘シーンもすごいのですが、彼らの人間模様、家で戦場の家人を待つ人の姿など、いろいろな話が詰め込まれていました。少し詰めすぎてしまった発散している気もしましたが、話の性質上、無理にまとめようとしていないのかもしれません。
「硫黄島の砂」とは言うものの、硫黄島のシーンは最後だけで、擂鉢山に星条旗が掲げられるところで話は終わります。
ジョン・ブラッドリーをはじめ実際に硫黄島に上陸した3人については、実はよくわかりませんでした。考えてみれば顔を良く知らないのだから当然なのですが。途中、補充兵員としてやってきた3人がそうだったのか・・・やっぱりよくわかりません。おそらく、星条旗を掲げるシーンの中にはいたんでしょうね。
映画の中には実写と思われるシーンもたくさんあって、アメリカからの視点ではありますが、勉強にはなりました。