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すぐ近所にこんなすばらしいものがあったのに知りませんでした。もっと早く知りたかったと後悔しています。清瀬市中里にある富士塚です。
この中里富士山は清瀬10景というものの一つに選ばれていて、その存在を知りました。入間市景観50選とかいって、「谷田の泉」や「桜山展望台」に行っている場合じゃなかったですね。灯台下暗し。すぐ近くにもすばらしいものは色々とあります。
人工の富士山といえば所沢市荒幡の富士山には良く遊びに行きましたし今でも行きますが、清瀬市内にもこんな立派な富士山があったとは・・・。残念ながら、荒幡富士のように360度の大パノラマを楽しむことはできません。正直、周りの木々の方が高かったりします。でも、つづら折りの登山道を登って行くとその地上高は結構あることがわかります。斜面も急なので「チビッコしょくん あぶないから 山にのぼってあそばない 石のちかくであそばない あぶないあそびはやめよう 中里富士講」と書かれた看板が立てられているのもわかります。そういえば、看板といえば、清瀬市教育委員会による説明の看板、東京都教育委員会による説明の看板、清瀬10景の説明の看板がありました。どれも似たようなことが書いてあるので、一つで十分な気もします。
今でも地元の富士講の方々に守られていて、毎年9月1日には「火の花祭り」というものが行われているそうです。すばらしいと思います。可能ならば拝見したいです。
気になって富士山信仰に基づく富士塚についてネットで検索してみたら、意外にも都内にたくさん残っているんです。その昔は「江戸八百八講」といってたくさんの富士講があったようです(どこかで聞いたフレーズだと思ったのですが、銭形平次でした。でもあれは「花のお江戸は八百八町」でしたね)。おもしろいところでは、練馬区の大泉にも「中里富士」があることでした。
それまでの 清瀬お散歩コースに新たに加わった「富士山」、とても良かったです。9/1の行事、見てみたいですね。