所沢市中富にある中富民俗資料館に行ってきました。民族資料館ではなく、民俗資料館です。昔の農具などが展示されています。
第1、第4日曜日と第2、第3金曜日のみの開館なので注意が必要です。私の場合、最初土曜日に行ってしまい、次はおぼろげな記憶に頼って第2日曜日に行ってしまいました。結局3度目の訪問で中を拝見することができました。
入り口ではスリッパに履き替えます。また、名前や人数の記帳をします。あとは自由に中を見ることができます。所狭しと展示物が並べられていました。最初、中を入って見た最初の光景の感想は「ああ、やっぱり農機具中心の展示か・・・」でした。
でも、少し進むとカメラや8ミリカメラの展示が出てきました。これで、少し楽しくなってきました。別に農機具や昔の農家の暮らしがつまらないというわけではありません。それはそれで重要なんですが、私は機械モノのほうへの興味のほうが強いです。機械モノにはその進化の過程を見る楽しみがあります。
そして、ジャーン。市内の電器屋さんで使われていた軽トラが出てきました。マツダポーターでしょうか。これを見て、まるで「ALWAYS 三丁目の夕日」みたい、と感動に近い気持ちすら抱いてしまったのでした。
車の後ろには当時の家電が載せられていました。実際、こうやって運ぶこともあったのでしょう。びっくりするくらい車とマッチしています。あとからディスプレイとして作られたという感じがしません。まるで、当時の姿をそのまま持ってきたような印象を受けました。
他にも昔の真空管ラジオや、炭を入れて使用するアイロン、脱水用にローラーのついている洗濯機など、私好みのアイテムが並んでいました。あとで別館のほうに写真を載せておきたいと思います。
機械モノ以外で衝撃を受けたのが上の新聞です。昭和16年12月9日の朝日新聞です。まさに真珠湾攻撃の翌日のものです。一面トップにも「天皇陛下 けふ宣戦を御奉告」と書かれています。驚くのはこの新聞がケースにも入れられずにめくって見られるように無造作に置かれている点です。歴史的には貴重な資料だと思うのですが、あまりそんな雰囲気を漂わせていないところがにくいです。
時間の関係で10分くらいでさっと見ることしかできませんでした。他にも色々ありました。今度時間がある時にゆっくり見たいと思っています。
近くなので一度行きたいと思っているのに、なかなか出かけれません。
トラックですが、たぶん「ダイハツ フェロー トラック」だと思います。
この車の乗用車は、昔我が家で乗っていました。
ボディのペイントも懐かしい・・・
東芝はユニカラー、日立はキドカラー、ナショナルはパナカラー・・・なんて愛称がありましたね。