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奥多摩 水と緑のふれあい館

 「村山下貯水池(多摩湖)工事インフォメーションセンター」に行った日は帰る予定を変更して「奥多摩 水と緑のふれあい館」まで足を伸ばしました。小河内貯水池、いわゆる奥多摩湖に平成10年に作られた施設です。何となく奥多摩湖は近いという思い込みがあったのですが、結局1時間30分くらいかかってしまいました。

水と緑のふれあい館の真ん中

 外観は四角い建物ですが中の空間は円柱状です。真ん中には天井から外光が入るような吹き抜けになっていて、その周りの壁伝いにらせん状に回廊があります。そして、その回廊の途中に色々と展示室がある作りです。一番上にはレストランや売店もありました。

水と緑のふれあい館の展示

 展示内容はというと、見た目優先であまり細かい説明はないというのが正直なところです。上の写真は水が降ってからその水が水道として流れてくるまでをボールを使って見せてくれるものです。見ていてとても楽しいですが、それ以上に得られる知識はありません。おそらく、水道局独自の施設ではなく奥多摩町と共同で作った施設だからではないかと思います。また、他の水道局の施設が水道の知識を得ようと足を運ぶものであるのに対し、ここはドライブ途中に立ち寄る休憩所的な意味合いがあるからかもしれません。であれば、難しい知識を説明しても誰も見てくれないでしょうね。

奥多摩湖 小河内貯水池(ダム)

 ここに来たらやっぱり展示施設よりも小河内貯水池そのものが一番の展示物でしょう。いつ来てもその大きさには圧巻されます。ここにはドラム缶橋と呼ばれる浮橋があっていつか渡ってみたいと思いつつ、まだ果たしてません。今回私が行った日は水量減少に伴って取り外されていました。

小河内ダムの堤体

 小河内ダムの堤体の上から下を眺めるとこうです。かなり高いです。これまたいつも思うのですが、ここから落ちたら痛いだろうなと。アースフィルダムやロックフィルダムだと傾斜が緩やかなことが多いので何とかなりそうな気がしますが、これだけ急だと途中で何度もバウンドして落ちそうです・・・。

水と緑のふれあい館敷地内にある縄文時代の遺跡

 そういえば、水と緑のふれあい館の敷地内には縄文時代の遺跡がありました。当時はもちろんダムなどありませんでしたが、狩猟を行う縄文人ですから生活には適した場所だったのでしょう。