突然ですが、コーヒーのドリッパーで緑茶を淹れるとどうなるか知ってますか?
これが結構まずいんです。お茶が紙臭くなってしまうのです。
実は実践済みです。
渡米する時に狭山茶を持参したのですが、急須は後から届く船便の荷物に淹れていました。でも、なぜかコーヒーのドリッパーは持って行ったのだったかと思います(アメリカのお店で瀬戸物のドリッパーを見つけられず苦労した記憶もあるので、現地でプラスチック製のドリッパーを買ったのかもしれません)。
いずれにしても、急須がなくてもドリッパーと狭山茶の葉があれば緑茶が淹れられそうに思うものです。そして、実際にお湯を少しずつたらせばドリッパーでも緑茶は淹れられました。
でも、ドリッパーに敷く紙の臭いが緑茶にしみこんでしまうのです。正直、緑茶らしくない緑茶に仕上がりました。
でも、よくよく考えるとコーヒーを入れる時も紙の臭いは抽出されていることになるんだと思います。コーヒーの香りが強いので気にならないだけなのでしょう。個人的にはドリッパーで入れるコーヒーが好きなのでこれ以外の淹れ方をする気はないのですが、色々な淹れ方で飲み比べてみると違いがわかるのかもしれません。
仕事柄、人様のお宅や会社にお邪魔することが多いのですが、夏は意外と「冷たい麦茶」を出していただくケースが多いんです。
お茶をいただくことだけでもありがたいのですが、
正直、冷たい麦茶も重なると辛い時もあります。
来訪者を迎える側は意外と気がつかないと思いますが、
暖かい「緑茶」の方が、実は飲んだ後のサッパリ感が
体にやさしいんです。
あのサッパリ感はどこから来るのでしょうか。。