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我が清瀬市のおとなり、東久留米市には何箇所か湧水地があります。その一つ南沢緑地保全地域に行ってきました。
いや、立ち寄ったというのが正確な表現です。前々からゆっくり見てみたいと思っていたので自転車で行くことを考えていたのですが、なかなか時間が取れません。たまたま近くに行ったついでに少し上辺だけを覗いたという感じです。
そんなわけで実際の湧水箇所までは見られませんでしたが、流れている水は都内の川とはとても思えないほど澄んだ美しいものでした。どうやら、落合川の源流でもあるようです。
都内で湧水というのはめずらしいことではありません。石神井公園の池も善福寺公園の池も湧水地としては有名です。でも、あの池の水だけをみてしまうとどうしても綺麗な湧水のイメージを受けません。その点、南沢緑地の湧水はそのまま口をつけて飲んでもおいしそうなものです。
現にこの場所には東京都水道局の南沢浄水場があります。湧水を水道水としても給水しているようです。個人的にはぜひ、見学させていただきたい施設です。ちなみに、善福寺池の横には杉並浄水場があって、今でもおいしい地下水を汲み上げて水道水としていますので、私の言っていることは単に湧水地としての見た目の違いだけなのかもしれません。
東京都水道局のサイトによると、都内の水道水の0.2%は地下水だそうです。少ないように見えて結構多い数のようにも思えます。河川の水を処理した水道水がまずいというわけではありませんが、地下水の供給を受けている家は幸せだなと思ったりもします。
大阪に比べると、東京はいくつもの台地や川が、景観の変化を生み、緑も豊かです。
意外と東京の人は気がついていないようですよね。
もっと、川や池、緑、東京特有の景観を生かした、都市整備を進めていけば、もっと楽しいのにと時々思います。