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映画「マダガスカル」を見ました。この映画は、公開時のテレビCMを見て気になっていた作品ですが、やっと見られました。
ニューヨークはマンハッタン、セントラルパークにある動物園に住む動物たちの話です。そんな都会育ちのシマウマのマーティ、ライオンのアレックス、キリンのメルマン、カバのグロリアが、ひょんなことから野生のマダガスカルにたどり着いてしまうという設定です。この設定を聞いただけで興味が沸いた映画でした。
野生を知らない都会育ちなので、何でもありです。ライオンのアレックスとシマウマのマーティが仲良しというのも、普通じゃありえません。でも、都会の動物園だと納得できてしまうわけです。
そんな彼らが野生に行ってしまったら・・・。当然、食事の提供は無くなるので、お腹は減ります。そうなれば、ライオンだって野生の本能が出てきます。ライオンにとってシマウマはご馳走ですね。そのあたりの描写が映画の山といえば山です。でも、それ以外にも、コネチカットに行こうとしてセントラルパークから動物たちが地下鉄に乗ってグランドセントラル駅に行くシーンなど、とても楽しいです。
あとですね、映画の中には4匹のペンギンが出てくるのですが、これが物語を意外な方向に転換させるキーとしてうまく活用されています。コワカワイイです(そんな言葉あったか)。
日本語の吹き替え版で見ましたが、とてもすばらしい吹き替えでした。おそらく、吹き替えによっておもしろさが倍増しているように思います。特にマーティの柳沢慎吾さんはぴったり。名演でした。
ちなみに、セントラルパークの動物園にはライオンもシマウマもいなかったと思います・・・。昔、行った時の記録がここにあります。でも、動物園の話はほとんど書いていませんでした・・・。