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甲州ほうとう 小作 河口湖店

 富士スバルラインの続きです(すみません、まだ続きがありました)。

 山梨県といえばほうとうということなので、河口湖近くのほうとうのお店が立ち並ぶ場所へ車を走らせました。どうやら「小作」というお店が有名ということでした。ところが、このお店に入ろうとしたのですが、片側二車線道路の左側車線は駐車場待ちの車で渋滞中。時間は午後3時。どうやら、遅めの昼食ラッシュとぶつかってしまったようです。個人的には待つのは嫌いなんですが、行列ができているとなればやっぱりおいしいのかなと思うのが人間の心理です。待ちました。

 結局、駐車場に入るまでに20分以上待ったでしょうか。でも、同乗者が事前に店内の待ちリストには名前を書いておいてくれたので、その後はほとんど待たずに席に案内されました。

小作 河口湖店 店内

 入口では靴を脱いで上がります。大きな下駄箱(何となく古めかしい響きの言葉です)があって、まるで最近流行りの健康センターのようです。中は広いです。200畳はあるだろうという大広間に所狭しとテーブルが並べられています。この他にも個室のようなものもありました。人気店だからこそできる大規模収容の作りです。

小作 豚肉ほうとう

 ほうとうは、一番安いかぼちゃほうとう1,100円から一番高いすっぽんほうとう4,000円まで色々あります。少し高いんじゃないかなというのが第一印象です。でも、量はいっぱいです。具も盛りだくさんでした。私は豚肉ほうとうをいただきました。鉄鍋で運ばれてきますが、熱いので取っ手も触れません。お店の人は木製のれんげで引っ掛けて運んできます。運んでいる最中に、れんげが折れたら・・・ちょっと熱そうです。

 ほうとうを食した経験値が低いのでおいしいのかどうかを相対的に評価することはできませんが、お腹いっぱいおいしくいただくことができました。濃い味が好きなので、もっと味噌味が強くても良いかと思いましたが、代わりに素朴な感じは強く伝わってきました。

 まあ、欲を言えばその値段でしょうか。小作自身が「米飯がほとんど食べられなかった甲州の庶民にとって、ほうとうは最上の日常食」と言っている通り、値段的にももう少し庶民の味方であって欲しいかなあという気持ちはあります。ちなみに、お土産だと、生めんに味噌がついて1食200円でした。こちらは妙に割安感があります。小作のサイトからオンラインでも買えるみたいです。