所沢カルチャーパークの「発見」後、 ここには何度か遊びに行ってます。普通の公園にある自然と違って、畑の中の道や森の中の道を散策できるのがうれしいです。
先日、畑の周りを歩いていたら、池、いや沼を発見しました。こんな場所に沼があるという話は今まで聞いたことがありません。
このあたりは小さいころからそれなりに知っていた場所です。もし、当時からここにこのような沼があれば、ザリガニ釣りなどで有名になっていたはずです。でも、初めて知りました。少し気になったのはこの沼全体が高いフェンスで囲まれていて、中には入れないようになっていたことです。「魚釣り禁止」の看板は所沢市の河川課によるものでした。この沼の縁はほぼ直角になっていて、子供が落ちたら這い上がれそうにありません。過去に事故でもあったのかと思って見ていました。
この沼には小さな川(?)が流れ込んでいました。ドブ川のような作りですが、水はそれほど汚くはありませんでした。
帰宅後、Googleマップで確認したところ、この川は何百メートルか上流のこぶし団地付近から始まっていて、この沼で終わっていました。となると、湧水でしょうか。地図上はとても不思議な川です。
その後、この川について調べようとしたのですがネット上では手がかりがなくて、とりあえずお蔵入りとしていました。ところが、ひょんなことから所沢市下水道部河川課のサイトを見たら少しだけ謎が解けたので、今こうして書いてます。
どうやら、この流れは日比田水路と呼ぶそうです。所沢の河川の地図によると、この沼から先は点線になっています。地中にもぐるのではないかと推測しています。そして、その先で東部クリーンセンターあたりを基点とする別の流れと合流し、最終的には東所沢で東川に合流します。
で、この沼は何かというと、実は自然のものではありません。日比田水路の調整池だそうです。これは写真入りで紹介されていましたので間違いないと思います。治水のために作られたもののようです。
それにしても良い感じに水が溜っています。調整池なので常に水があるわけではないのかもしれませんが、発想の転換を行って所沢カルチャーパークの釣堀にしたら楽しそうです。