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群馬サファリパークの後は、今が旬の冬桜を見に群馬県鬼石町(現藤岡市)の桜山森林公園へ足を運びました。
昔は時々この近くの御荷鉾スーパー林道に出かけていたので、親近感のある場所です。でも、富岡市のほうから行くのは初めてです。途中、吉井のあたりでは周りに何も無い道を走りました。
庭石で有名な三波石(さんばせき)が並べられている場所が出てきたらまもなく桜山に上る道の入り口です。上り口は2つありますが、この時期は一方通行で運用しているようです。
上り口を入ってしばらく行くと「ここから渋滞していると2時間かかります」という看板がありました。そんなに混むこともあるんでしょうか。私が行った日は幸か不幸か雨が降っていたので、一切渋滞無く上の駐車場まで行けました。駐車場は2つあるようですが、普段は無料の駐車場もこの時期は料金徴収が行われます。1台500円でした。
冬桜は駐車場の周辺にも咲いています。春の桜とは違います。あんな豪快な開花はしません。寒さに耐え忍びながら、パラパラと花びらが開いている感じです。でも、これはこれで奥ゆかしさがあってきれいです。
駐車場から少し歩いて上ったところには日本庭園がありました。池があって小さな滝から水が勢いよく流れ込みます。え、山の上に滝? って感じですが、これは池の水をポンプでくみ上げて循環しているそうです。確かに美しい庭園ですが、山の上にこんなものを作らなくても周辺の自然で十分楽しめると思うのは私だけでしょうか。
この庭園からほんの少しハイキング気分を味わうと桜山山頂まで歩けます。雨の降る中、せっかくなので山頂まで行ってきました。紅葉の季節なので、もちろん木々の葉っぱはきれいに色づいています。紅葉と桜が一度に楽しめるのも冬桜ならではです。残念だったのは展望です。それなりに標高もあって見晴らしがよさそうな場所もあったのですが、雨のせいで何も見えませんでした。
御荷鉾スーパー林道に来ていた頃は、三波石峡を渡った対岸、神川町の城峯公園にも良く来ていました。近くに陶芸をやらせてくれる場所があって何度か体験させてももらいました。そして、その城峯公園にもこの季節咲く桜がありました。あのころ、この城峯公園で咲く桜を寒桜と呼んでいたように思うので、てっきり寒桜イコール冬桜なのだと思い込んでいました。ところが、今回、藤岡市による冬桜Q&Aを見て、両者が違うことを知りました。このページによると城峯公園の桜は寒桜なのだそうです。これを読んでなるほど、と一度は納得したのですが、上記の神川町の城峯公園の案内にはしっかり「冬桜」と書かれています。まあ、あまりこだわることではありませんが、厳密には寒桜と冬桜は別物だけれども一般的に冬桜という言葉の中には寒桜も含まれるということになりますでしょうか。普通は春にしか見られない桜の花をこの季節に見られるだけで私は十分です。