先日、都心を歩いていたら、前から歩いてきた女性が突然立ち止まり空に向けてケータイのカメラを構えました。つられて振り向くのも悔しいのでその女性とすれ違ってから振り返って見上げると、きれいな飛行機雲がありました。
青空に白い一本の軌跡。眺めていると徐々に先端が動いていくのも、飛行機雲を見ていて飽きない理由の一つです。都心で星を見るのは難しくなってきているようですが、飛行機雲なら都心でもOKです。
上の写真は清瀬市内の自宅近くで撮影した飛行機雲です。
このところよく飛行機雲を見ます。大気中の湿度などが影響しているようですので、季節的に飛行機雲シーズンなのかもしれません。
飛行機雲の詳しい生成過程は飛行機や気象に詳しい専門のサイトにお任せしますが、かいつまんで読んだところによると、エンジンの数だけ飛行機雲は延びるそうです。エンジンから排出される空気中の水分が雲になるのですから、言われてみればその通りです。
ということで、最初の写真の飛行機部分を拡大してみました。なるほど、こうすると飛行機から4本の雲が出ていることがわかります(最初から飛行機狙いで撮影していればもっときれいだったのでしょうが)。ということはエンジンは4つ。ジャンボ(ボーイング747)でしょうか。実はそれくらいしか機種名は知らないのですが・・・。
これからの季節、空気が澄んでくるせいか遠くの山がよく見えるようにもなります。このところ、武甲山もよく見えるようになってきました。目の前のことだけでなく、遠くや空を見ると普段とは違ったシーンが楽しめるかもしれません。